2017年5月13日土曜日

マイナちゃんとマイキーくんは兎死狗烹(としくほう)の関係か

「兎うさぎして狗いぬらる」=用無しは捨てられる を、「ウサギが死ねば猟犬が要らなくなる」ことを例えて言うらしい。
総務省がマスコットキャラクターとして、
マイナンバー制度をウサギのマイナちゃんに、マイキープラットフォームを犬のマイキーくんにしたのにそんな意味が込められていたのか?
「兎死狗烹」の意味を調べてぞっとした。


「兎狗(とく)分離の提案」という記事を見つけて、たしかに、と思った。(兎狗分離の提案 〜マイナンバーと早期の“日本の電子化”の実現のために〜

マイナンバーカードのメリットにマイキープラットフォームがあるわけだが、マイナンバーで医療現場に起きるメリットや税の公平性をうたっても必ずそこにデメリットが生じ、市民の不人気に繋がるわけで、否定的な意見が少なくない中で行政の動きは鈍っていく。
日本の電子化の遅れは国民の人口減にとって致命傷となりかねない、そう私は思う。なにがしかの方法でマイナンバーカードはスムースに進めてもらいたいと考えるところで、2者の分離によって電子化が守られるのであればそれも良しとすべきかもしれない。
Macでカードリーダーを使った確定申告の電子申告ができないという最悪の状況でも、スマホでの運用整備の計画も発表されている。
微妙な状況ではあるが、上記リンクの文末にあるように兎死狗烹によって共倒れとなることだけは避けて欲しい。