平成27年度総務文教委員会調査
※内容について不充分な点はご了承ください。
- 日時:10月28日(水)10:30〜12:30
- 視察場所:広島県府中市、府中学園(Google Map)
- 妙高市議会 総務文教委員(6名、議会事務局)
- 視察事項:小中一貫教育について
- 市内すべての小中学校で、学習指導要領に基づき、9年間を見通した中で、すべての子どもの可能性を最大限に伸ばす教育について
- 受け入れ先:府中市教育委員会、府中市学校教育課、府中学園校長、府中学園主幹教諭、議会事務局 他
- 内容:プロジェクタによる説明と資料、質疑応答、校内視察
- 質問の内容など:小中一貫教育(9年間を貫く)に関連する課題や、メリットのほかに、「廃校の活用法」「体格の差による問題はないか」等々の質問。校内の見学説明により、理解を深める。
- 前例が無く、いち早く小中一貫教育に取り組む際、様々な立場の意見が出る中、「こらから学ぶ子どもたち」の環境を優先的に考える事を一義とした
- 「学校に集まってください。」という文化を作る(地域が一体となった教育体制)
- 市内それぞれの学校のシンボルマークを住民で考えた。これに始まり企業等の事業でも学校の名前を入れる働きかけをしたことにより、学校の親近感を高めた。
- ピアサポートトレーニング(人間関係構築のプログラム)導入
- 提言:
- ・学校の方向転換は住民の意識に足並みを揃える事が大切である。府中学園では、小中一貫教育を目指す際に4年間の試行期間で「小中の乗り入れ授業」や「小中合同事業」を取り組み、「何が最も効果的か?」を探りながら、住民を巻き込んでいった。「これからここで学ぶ子どもたちのため」を優先的に考えたという。それを持って決して押し付けではない住民の選択を経て、9年間の一貫教育を成し遂げた。当市においても、教師を含めた学校、保護者、子どもの三者納得のいく、充分に時間をかけた計画づくりを行っていただきたい。
- ・9年間で到達する目標を明確にすれば、それぞれの学年で何を達成すべきかが自ずと見える。即ち、先生も子どもも目的意識をもった、計画的な学びをプログラムできる。これは小中一貫教育のメリットである。
小学校、中学校が同じフロアにある教務室
整然と美しく整っている
至る所にスローガン
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