2018年4月24日火曜日

これからの社会教育のありかたについての調査報告

高齢化や人口減少によって地域の課題が深刻化するなか、当妙高市にとっても日常生活の安定維持や持続的な地域運営のために、住民の主体的な取り組みと子どもから高齢者までが一体となったコミュニティの再形成が求められていると考えます。
そんななか私は、このような体制づくりを推進するための社会教育の必要性を強く感じるようになってきました。

全国の公民館はこの十年で、19.6%の大幅な減少(17,143施設から3,366施設の減)となっているそうです。
妙高市も各地区の公民館は廃止され、現在は地域づくり協議会がその役割として存在するのですが、人口減少の進行によって未経験の課題が地域住民に追いかぶさってきていることに対し、果たして現状の地域コミュニティがこれから求められる「自治運営」という使命を果たしていけるか危機感を感じています。

地域が自立していくために必要な、人材とコミュニティを育むための生涯を通しての学びは、それを支える広い意味での学習環境の醸成が不可欠です。
今一度公民館や図書館を始めとした社会教育施設の目的に立ち返り、その果たすべき役割の検証と、これからの時代に合った社会教育のありかたについて検討すると同時に、官民協働をも念頭に置き、市民が一体的に政策形成をしていく必要があります。
同時に課題となっている、これからの図書館の機能や各種公共施設の複合化、そして運営や各種社会教育施設の機能連携に係る所管のあり方についても、自治体独自の考えを導き出す必要があることから、社会教育や生涯学習に係る国の動きや先進事例の調査を行いました。

これらの報告は、私の施策提案に役立てるためのまとめでもありますが、興味をもってご覧の皆さまと意見を交わしたり、私のフィルタを通した知財がなんらかの地域社会形成のお役に立てることを目的に公開するものです。妙高市民だけではなく広域の皆さまからご活用ただければ幸いです。

1.国の動向 - 平成29年社会教育と地域づくりに関する現状把握と提言内容〜平成30年 人口減少の地域づくりの社会教育 -

2.事例調査(平成30年4月)

3.公立社会教育施設の所管の在り方等に関するワーキンググループ(第4回)傍聴

  • 日時:平成30年4月16日(月)16:00〜18:00
  • 場所:文部科学省9階 生涯学習政策局会議室
  • 議題:関係団体からのヒアリング(日本図書館協会、全国公民館連合会、郡山市、枚方市、荒川区)
図書館協会のヒアリングでは、学校と図書館の連携について、施設の複合化や指定管理者制度の課題について、所管部局についての考えかた、判断はどこでするかといった意見交換がなされた。
全国公民館連合会のヒアリングでは、社会教育士の働きかけ、公民館活動の事例から公民館の機能、住民のチェック機能、社会教育主事や教育士の立場や発信について。
郡山市の社会教育行政の組織や所管運営、枚方市の生涯学習センターの所管の再編、荒川区の複合施設ゆいの森あらかわに関して それぞれ質疑応答。

【重要まとめ】新しい地域づくりに向けた社会教育のありかた(文科省 生涯学習関連)

平成30年3月2日 文部科学大臣から中教審に対し、「人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策について」の諮問がなされました。(htmlpdf
内容を要約すると、こうです。

  • 少子高齢化により、地域社会において高齢者・若者が孤立し持続可能な危機にあるなか、「住民が主体となった極力行政に頼らない独自の集落づくり」によって、活性化や生きがいづくりに繋げている事例は少なくないが、それが全国に広がっていると言い難い。
  • また、H29.3「学びを通じた地域づくりに関する調査研究協力者会議」の提言により、新しい学びの場や社会教育施設による社会教育の貢献や、ICTの対応力身につけ地域活動に活かすことの重要性が認められている。
  • 近年、公民館、図書館、博物館等には従来の役割に加え、地域活性化・まちづくりの拠点、地域の防災拠点などとしてより幅広い役割も期待されるようになっている。高齢者福祉施設整備も求められ、今後こういった施設の複合化も進むだろう。
   ↓このように、公民館、図書館、博物館等において様々な地域課題に対応するため、社会教育行政部局とまちづくり関係部局、福祉・健康関係部局、産業振興関係部局、教育機関、企業、NPO法人等の多様な主体との連携に留意しつつ検討する必要がある。
検討事項】
  1. 関係者の連携と住民の主体的な参画による新しい地域づくりに向けた学習・活動の在り方
  2. 公民館,図書館,博物館等の社会教育施設に求められる役割
  3. 社会教育施設が求められる役割を果たすために必要な具体的方策
上記第二において御検討いただく役割を果たす観点から、社会教育施設が、地域の実情を踏まえつつ、地域活性化やまちづくり等の分野と効果的に連携を図るための運営の在り方や振興のための方策について、その所管の在り方も含め、御検討をお願いします。

※この諮問については、H30年中に答申がまとまる予定とのことです



上記の「学びを通じた地域づくりに関する調査研究協力者会議」の発表による、論点の整理はこのようです。(H29.3)

人々の暮らしと社会の発展に貢献する持続可能な社会教育システムの構築に向けて 論点の整理」(抜粋)

2.社会教育の現状
 ○近年の社会教育の状況を概観すると、社会教育施設に関しては、平成27年10月現在、全国に公民館が13,777施設、図書館が3,336施設、博物館が5,683施設存在している。これらを平成17年10月時点での施設数と比較すると、図書館は2,979施設から12.0%と大幅に施設数が増えている一方、博物館は5,614施設から微増であり、公民館に関しては17,143施設から3,366施設減り19.6%の大幅な減少となっている1。
 ○社会教育施設の利用者数に関しては、平成26年度間において、公民館は1億9,310万人、図書館は1億8,138万人、博物館は2億7,791万人がそれぞれ利用している。これらを平成16年度間の利用者数と比較すると、図書館は1億7,061万人から約1千万人、博物館は2億7,268万人から約500万人増えている一方、公民館に関しては2億3,312万人から4,000万人減り17.2%の大幅な減少となっている。
 ○社会教育を推進する専門的職員の数に関しては、平成27年10月現在、社会教育主事が
2,048人、司書が1万9,016人、学芸員が7,814人となっている。これらを平成17年10月時点での職員数と比較すると、司書は1万2,781人から約1.5倍に増えており、学芸員も6,224人から約1.25倍に増えている一方、社会教育主事に関しては4,119人から半減している。
 ○また、教育委員会の諮問機関であり、非常勤の職である社会教育委員の数についても、平成13年10月の3万6,709人から平成23年10月の2万272人まで過去10年間で約45%の大幅な減少となっている。
 ○図書館や博物館などの社会教育施設については、関係者の努力もあり、おおむね順調に発展していると捉えることができるが、公民館や社会教育主事、社会教育委員の減少傾向に関しては、社会教育の振興を図る上で憂慮される状況にある。この背景には、少子高齢化と人口減少の進展、市町村合併、地方行財政改革など様々な要因が存在する。以下に社会教育を取り巻く環境の変化と課題を明らかにし、今後の社会教育の在り方とその中で公民館や社会教育主事等に期待される役割を整理することとする。

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今後、社会教育にもたらす影響と課題

イ)社会教育の利用者の高齢化と減少
ロ)長寿化に伴う国民が社会変動の影響を受ける期間の長期化に対応した学び直しの機会の提供の必要性
ハ)社会教育主事など社会教育に携わる人材の高齢化と人材確保の困難
ニ)小学校区を単位として整備が図られ、現在でも全国に13,777施設が存在する公民館の地域コミュニティ機能維持への貢献の必要性
ホ)人口減少局面では、交流人口の拡大が地域の活力の維持・向上において重要となることから博物館など社会教育施設の交流人口拡大への寄与の必要性
へ)高齢者の社会参加の促進と多世代交流による地域づくりの必要性

社会教育への期待

地域コミュニティが衰退し、つながりが希薄化する中で、社会教育には、その活動を通して人と人との交流を促進し、地域に新たな価値をもたらすような「仕掛け」づくりを進めることで、地域コミュニティの再生・活性化に貢献することが期待される。
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【参考資料】

  1. 人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育に関する現状/状況把握/事例/参考文献(2018年2月5日 第88回 生涯学習分科会 配布資料)
  2. 中教審 生涯学習分科会(文科省サイト)

(社会教育関連施設調査)「立川市 子ども未来センター」

東京都立川市 行政データ

立川市は、東京都の多摩地域にある市である。 ウィキペディア
2017年 人口18万人
面積: 24.36 km²
現在の天気: 温度: 19°C、風向: 南、風速: 4 m/s、湿度: 73%
現地時間: 17:42 (火曜日)

立川市は、東京都の島嶼部を除く地域の中央よりやや西側の、多摩川中流左岸武蔵野台地上に位置する。
JR中央本線・南武線・青梅線が乗り入れ、多摩地区最大の乗車人員数の立川駅と、多摩地区を南北に結ぶ多摩都市モノレール線の立川北駅・立川南駅があり、400万人の人口を有する東京三多摩地区の中心都市として、商業施設やオフィスが集積している。多摩地域では町田駅・吉祥寺駅・八王子駅と並び駅前が発展しているが、モノレールとオフィス街を有する立川駅は近未来都市のような様相となっている。2001年の「東京の新しい都市づくりビジョン」で核都市に指定されている。(ウィキペディア引用)


未来センター周囲も建物内もそれほど賑わっている気配がないのですが、まんがぱーく内だけが異常に人がいてマンガを読んでいるという印象でした。

子ども未来センター(2018年) 関連データ

  • 立川市子ども未来センターは、子育て・教育・文化芸術活動・市民活動の支援と活性化を図る拠点として、様々な機能を備えた複合型施設(ホームページ
  • 立川まんがぱーく併設
  • 立川市旧庁舎施設等活用事業」で、合人社計画研究所のPPP事業による。
  • (studio-L ホームページより 2018年)子ども未来センターは、旧市役所跡地を改修し、子育て、教育、市民活動、文化芸術活動を支援するとともに、イベント実施などによって地域のにぎわいを生み出す複合施設です。管理運営は、各機能のノウハウを持った民間事業者によって行われています。studio-Lでは、スタッフがコーディネーターとして常駐し、センターを舞台に展開されるプログラムの企画や情報発信、広報活動、他団体とのつながりづくりなどの市民活動支援を行なっています。また、立川市を中心とした市民活動団体や地域団体、企業や学校など様々な団体とのネットワークを構築しています。
  • 入居団体:子ども過程支援センター、教育支援課、東京都児童相談センター、いれたち・ねっと、市民活動センターたちかわ、立川市勤労者福祉サービスセンター、立川市地域文化振興財団


1Fエントランス
B1廊下…冷たいイメージ

2F協働事務室

まんがぱーく


まんがぱーくは異常な盛り上がり?(まんがぱーく内の30秒動画はこちら


はきもの入れ|2018年4月15日14:35の在監者数 大人168人、子ども165人、合計333人


オープン時に取材が入った時のものが紹介されていました。(→30秒動画はこちら

(社会教育関連施設調査)「VIVITA スタートアップクラブ・T-KIDS シェアスクール 柏の葉」

千葉県柏市行政データ

柏市は千葉県北西部の東葛地域に位置する市。中核市、業務核都市に指定されている。人口約42万人で、千葉県内では松戸市に次いで第5位である。東京都特別区部への通勤率は42.3%。 ウィキペディア
現在の天気: 温度: 19°C、風向: 南西、風速: 5 m/s、湿度: 76%

VIVITA スタートアップクラブ 関連データ

  • VIVITA(ビビータ)スタートアップクラブ(ホームページ)は、最寄り駅「つくばエクスプレス柏の葉キャンパス」近くに作られたT-SITE(TSUTAYAの持株会社 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が企画)内にある、T-KIDSシェアスクールの一部の事業という位置づけ。
  • VIVITAスタートアップクラブは、VIVITAの創業者である孫泰蔵氏が「子どもたちの好奇心の種の成長を加速させ、ワクワクする未来につなげるイノベーションを創造する」というコンセプトのもと創設された。
  • 2018年4月現在、入会費、年会費とも無料
柏の葉スマートシティは米国グリーンビルディング協会が定める環境に配慮した街づくり等に与えられる認証システム「LEED」により日本初の最高位のプラチナ計画認証を取得。アクアテラスを含めた約42haの対象エリア内に柏の葉T-SITEがある。

奥の建物がT-SITE
別棟のアウトドアショップ
本館


1F
2F
T-KIDS シェアスクール入り口(2F)

VIVITA


タブレットで独自アプリで使えるレーザーカッターや、コンピュータといった電子機器から、のこぎり、金槌まで様々な道具と素材の中で、子どもは自分でやりたいことを見つけ、時にはサポーターの力を借りながら形にしていく。


2018年4月現在のVIVITAのコンセプト(ホームページより抜粋)

VIVITAスタートアップクラブとは?秋葉原からつくばエクスプレスで約30分、千葉県 柏の葉キャンパス駅にある大型商業施設、T-SITE内に活動拠点 < VIVISTOP > を構える、小学生以上を対象としたクリエイティブ・コミュニティーです。
VIVITAスタートアップクラブは、いわゆる「習い事」や「教室」ではありません。
子どもたちが < 創ってみたいモノ・挑戦してみたいコト > を 「好き」を仕事にしている大人たちがサポートし、一緒になって実現する活動を行う会員制クラブとして運営しています。 
VIVISTOPVIVISTOPは、大型商業施設 T-SITE の中にある、地域に拓かれた会員施設です。 
VIVITAスタートアップクラブの特徴
自分のアイデアをカタチにする!
子どもたちにオーナーシップのある環境

つくるものは自分で決める。欲しいものは自分でつくる。
VIVISTOPには、あらかじめ用意されたプログラムはなく、手取り足取り教えてくれる先生もいません。
変わりに用意されているのは、子どもたちの <創造力>や<好奇心>をくすぐる、さまざまな材料や道具、そして多様なバックグラウンドを持つ <好奇心の達人>な大人たち。
ここで、子どもたちは、創ってみたいものを自分で考え、大人たちと一緒になって<好き> を <カタチ> にする探求を行なっています。
VIVITAでは、スタートアップクラブのこうした活動を通じて、子どもたちが遊びながら<0からはじめる力>、<アイデアを見つける創造力>、<イメージを具現化するための知識や技術>、<自らまなぶ力>、<自分の好きを自分で見つけて深める体験>、<答えのないチャレンジに挑む体験>、<夢中になる力>、<やりぬく力>といった、さまざまな生きる力を自然と育むことができる環境の創出を目指しています。 
VIVISTOP多様な大人たちとの協働によって、子どもたちが思いついた <アイデア>をカタチにしていきます 
【創造力】や【好奇心】を刺激する!
ユニークな創造の【道具】・【材料】・【人】

VIVISTOPの空間には、子どもたちの創造をサポートするため、さまざまな< "ちょっと変わった" ユニークな素材>や、学校ではなかなか自由に使えない< 本格的なモノづくり設備 > 、ここにしかない たちが揃っています。
これらのユニークな <道具>・ <材料>・ <人>で構成される環境で、主体的な創作協働活動を行うことで、子どもたちは、遊びながら、未来を生きる様々な力を自然に身につけていきます。
1点モノも多い、ユニークなマテリアル 
ここにしかない!ー 1点モノも多い、ユニークな "マテリアル"
VIVISTOPには、ちょっと変わった、ユニークな < マテリアル>が、常時60種類ほど揃っています。
これらは、いろいろな場所で使われなくなったものや捨てようとされたモノを、綺麗に選別して集められた材料たち。
ペットボトルを回収し、また同じペットボトルの材料にする等、同じ資源に再生する仕組みを<リサイクル>といいますが、使われなくなったものを全く異なる新しい価値に生まれ変わらせる再生方法は< アップサイクリング > といいます。< -1を1にする > アップサイクリングは、いま世界中で推進され、広がっている未来への取り組みの1つです。
子どもたちが生きていく、これからの時代は、人口がますます増加し、水や食料、化石燃料といった様々な資源の不足が予測されている時代です。
創ることは、将来のゴミを生み出すという意味も併せ持つこと。
創るときに、もしかして使われなくなったものからも創り出せないかな?と考える視点を持ってみること。
これからの社会を創っていく子どもたちに、 <創ることの意味>や <-1を1にする発想>も伝えていきたいと考え、VIVISTOPでは、新しい素材だけでなく、こんなユニークな材料も提供しています。 
<マテリアル提供:協力パートナー>
モノ・ファクトリー http://monofactory.nakadai.co.jp/ 
子どもたちのアイデアを具現化する創造の道具 ー VIVITA Creative Tools
VIVISTOPには、子どもたちが、思いついたアイデアを、よりクオリティの高い創作物として具現化できるように、さまざまな創造の道具も取り揃えています。
< ノコギリ > や< ミシン >、 <グルーガン>といった身近な道具はもちろん、< 3Dプリンター > や < レーザーカッター> などの最新のモノづくり設備や、実際に動作するプロトタイプを< ビジュアルプログラミング >で制作できる VIVITA独自の< ハードウェアプロトタイピングツール > 、<アニメーションやサウンド>を簡単制作できるツールやスタジオセット、3Dモデルなどを制作できる< PCやタブレット> 等など....。子どもたちの創造をサポートするための幅広い道具があります。
特に、VIVITA独自のクリエイティブツールは、子どもたちが大人になる10-20年後の時代に、ますます重要となると言われている < ロボットプログラミング > や < IoT/センサーコントロール >などのテクノロジー領域、動画でのアイデア表現などのアート/デザイン領域などに、子どもたちの誰もが楽しく積極的に触れられるように、シンプルで使いやすい < 直感的なユーザインタフェース> 設計にこだわって開発しています。
これらの領域は、 Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)のそれぞれの単語の頭文字を取ってsteam教育 と呼ばれ、これからの社会にますます大切となる素養として世界中に広がっている領域でもあります。 
VIVITA独自のクリエイティブツールVIVITA独自のクリエイティブツールで、子どもたちはアイデアをカタチにするための設計を行なっています
本格的なアニメーションが撮影できるツール
本格的なアニメーションが撮影できるツールもあります 
多様な大人たち、子どもたちで学び合う - 異年齢での真剣な協働作業
VIVISTOPは、好きや興味を極めたプロフェッショナルや特殊な技術を持った企業、地域の大人たちと、子どもたちとが、真剣に一緒になって考えることができる場でもあります。
VIVITAクリエイティブツールを開発しているハードウェア、ソフトウェア、サービスなどのエンジニアをはじめ、プロのクリエイターやアーティスト、プランナー、起業家やスタートアップ、教育の専門家、さまざまな大学の研究者、大学生のインターンや、地域のサポーターなど、多様なバックグラウンドを持った大人たちが日替わりでVIVISTOPを訪れます。
学校や家、塾や習い事で普段接している大人たちとは、また異なる社会に属している大人たち。
子どもたちとって、VIVISTOPは、社会との接点を持つ最初の窓口でもあるかもしれません。
異年齢の多様な人たちとの協働作業は、異なる世代や価値観の人と自然に対話できる <社会性> や、人とつながり発想を組み合わせることで、自分ひとりではできないことが達成できる<協働の楽しさ>、同じものを見て、同じ体験をしても、自分と他人とは異なる発想やモノの見方、感じ方をすることに気づく<多様な価値観を知り、認め合える力>など、子どもたちが社会で生きていくために必要な<社会を生きる素養>を育みます。
多様な大人たち、子どもたちで学び合う
子どもと大人がチームで取り組むイベントも開催しています 
全ての子どもたちの創造と探求に、無限の可能性を -  VIVITAスタートアップクラブの会員システム
VIVITAスタートアップクラブは、VIVISTOPオープン時間中であれば、毎日何時間でも、お越しいただける会員システムになっています。
入会体験で活動趣旨にご賛同いただき、会員規約の諸条件をご承諾の上、お子さん自身も創りたい!活動してみたい!と意思を持ってくださる方であれば、どなたでも入会することができます。また現在は、会費も無料で運営させていただいています(※)。
更に、子どもたちから社会的にも価値を持つようなアイデアが生まれた際には、スペシャリストたちが全力でサポート、子どもたちの起業や社会での実現や展開を支援する特待生制度「シード・アクセラレーション・プログラム」も用意しています。子どもたちに、時間などの制約なしに、創造と探求に夢中になれる、無限に可能性を発揮できる理想の <マナビとアソビの場> を届けたい。この思いが、VIVITAスタートアップクラブの現在のシステムが生まれた原動力になっています。
子どもたちが生きていくこれからの予測不能な時代には、環境の変化に応じて<自ら知識や技術を更新>し、<自らの好きや個性を最大化>して、<新しい価値を創り出し続けている力>が必要になると言われています。
学校や塾など「やるべきこと」が決められている枠組みの中で受動的に過ごし、自由な時間も、TVやゲームなどのコンテンツ消費を中心に時間を過ごす、現代の子どもたちは、自らの <個性> や<好き>を理解し最大化することが苦手になったり、自分で<ゼロからイチ>を創造するためのトレーニング時間が少なくなったりしてしまいがちです。
VIVITAスタートアップクラブは、こうした現状の改善につながるような、新しい<マナビとアソビの場>をデザインすること、最新のテクノロジーや視点を導入し、理想の <マナビとアソビの場> をアップデートし続けていくことに情熱を持つ人が集まり、またそれをより多くの子どもたちに届けることを目指す人たちが研究を続ける<実験場>でもあります。時代の変化とともに、関わる人すべてが<学び続け、創造し続ける>クリエイティブ・コミュニティー。
それが「VIVITAスタートアップクラブ」です。
※2017年7月現在。内容は、予告なく変更させていただくことがあります

(社会教育関連施設調査)「横浜市民ギャラリー あざみ野」

横浜市民ギャラリー あざみ野

アートでつなぐ横浜らしいまちづくり
横浜市民ギャラリーあざみ野は、美術というジャンルを超えた表現の新たな動向を紹介し、創造性溢れる表現活動を幅広く育み、人と人とが交流する市民と創造活動の「出会いの場」をつくることを目的としています。
展示室やアトリエを管理運営し市民利用の場として提供するほか、年に3回の企画展や、多彩なアトリエ講座、コンサートなどを企画実施しています。
ホームページより)

横浜市民ギャラリーあざみ野は、平成16年より(公財)横浜市芸術文化振興財団が、横浜市より指定管理を受け管理中。アートフォーラムあざみ野内にあり、男女共同参画センター横浜北と同居した施設。同財団は、この他に次の指定管理を受託している。
(横浜美術館、横浜みなとみらいホール、横浜能楽堂、横浜にぎわい座、横浜赤レンガ倉庫1号館、アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)、横浜市市民文化会館 関内ホール、大佛次郎記念館、横浜市民ギャラリー、横浜市民ギャラリーあざみ野、横浜市磯子区民文化センター 杉田劇場、横浜市吉野町市民プラザ、横浜市岩間市民プラザ)

(↓フロアマップ オレンジが男女共同参画センター所管、グリーンがアートフォーラムあざみ野所管)

1F、2F アートユニオン青葉 合同写真展開催中
3F 生活工房
1F 交流ラウンジ

(社会教育関連施設調査)「中央林間図書館 大和市」

大和市行政データ

大和市は、神奈川県のほぼ中央に位置する市である。施行時特例市に指定されている。 東京都特別区部への通勤率は15.3%、横浜市内への通勤率は18.3%。 ウィキペディア
面積: 27.06 km²
現在の天気: 温度: 16°C、風向: 北東、風速: 0 m/s、湿度: 85%
人口: 23.49万 (2017年5月1日)
現地時間: 8:30 (火曜日)

大和市中央林間図書館 関連データ

  • ホームページ
  • 平成30年4月1日オープン。小田急江ノ島線、東急田園都市線のそれぞれの中央林間駅に隣接する、中央林間東急スクエアの3F図書館子育て支援施設(託児所)市役所分室と、カフェ(星乃珈琲店)が併設。
  • 「図書館は約740平方メートルで、蔵書数は約1万7000冊。館内は商業施設との境をなくし、ソファ型の1人座席などを含め、約150席を設置。隣接するコーヒー店内での読書やテークアウトした飲み物を館内に持ち込むことが可能で、通勤や通学、買い物の際に気軽に立ち寄れる開放的な空間になっている。開館時間は午前10時~午後9時。
     子育て支援施設は約240平方メートル。保護者の出勤時間に合わせ、通園バスの到着前、幼稚園終了後に子どもを預かる送迎ステーション(利用時間は午前7時~午後7時、有料)▽買い物などの際に一時的に子どもを預かる託児室(同、1日4時間まで、有料)▽1歳児~未就学児童の保護者を対象にした子育て相談(午前10時~午後6時、無料)がある。託児室の利用は事前登録と利用申請が必要。」(←毎日新聞より引用)


2018年4月14日(土)お昼ころの様子

東急スクエアの3F




同フロアには商業施設もあり、賑やかさが連続していた。

託児所の入り口付近
買物に疲れたかたの休憩も兼ねて?
書架はまだ空きが多い
ランチどきもありカフェは混雑
子連れも多く雑然とした感じがある
学習室は落ち着かない雰囲気でした






(社会教育関連施設調査)「シリウス - SiRiUS 大和市」

大和市行政データ

大和市は、神奈川県のほぼ中央に位置する市である。施行時特例市に指定されている。 東京都特別区部への通勤率は15.3%、横浜市内への通勤率は18.3%。 ウィキペディア
面積: 27.06 km²
現在の天気: 温度: 16°C、風向: 北東、風速: 0 m/s、湿度: 85%
人口: 23.49万 (2017年5月1日)
現地時間: 8:30 (火曜日)

シリウス関連データ

  • シリウスホームページ(芸術文化ホール、図書館、生涯学習センター、屋内こども広場)
  • フロア案内
    • 1F 芸術文化ホール メインホール、サブホール、ギャラリー、図書館、スターバックスなど
    • 2F 市民交流ラウンジ、図書館、大和市役所連絡所、イベント観光協会など
    • 3F 屋内こども広場(乳幼児〜)、こども図書館、こども向け学習施設など
    • 4F 健康都市図書館 健康コーナー、新聞コーナーなど
    • 5F 地域資料コーナー、読書室など
    • 6F 生涯学習センター 市民交流スペースぷらっと大和、大小会議室、調理実習室、大和市役所図書・学び交流課など
フロア案内図


2018年4月14日(土)午前の様子




エントランス:デジタルサイネージで当日の利用団体が一覧できる

1F 芸術文化ホール メインホール、サブホール、ギャラリー、図書館、スターバックスなど


メインホール入り口を背にして、右入り口、奥スタバ、左の奥にサブホール

1Fの赤い椅子はサイドテーブル付きでかなりゆったりで、休憩がてら読書ができる


扉2枚隔ててサブホール(272席)。可動式とは思えないしっかりした作りと雰囲気。ダンス、演劇、講座、イベントに使えるとのこと。今日は発表会のリハーサル中でした

ギャラリー(書道の展示中でした)

2F 市民交流ラウンジ、図書館、大和市役所連絡所、イベント観光協会など


エスカレーターを上がって吹き抜けの2F。左通路はカウンターの読書スペース(↓)、奥に広がるのは市民交流ラウンジ(↓↓)。


無料エリア

交流ラウンジ(有料エリア)では、飲食が可能。歓談自由。チケットを購入して利用


3F 屋内こども広場(乳幼児〜)、大和こどもの国、こども図書館、こども向け学習施設など


中央にカウンター、左の奥にちびっこ広場(0〜2歳対象)、奥はげんきっこ広場(有料・専門スタッフ)、右こども読書室入り口



ベビーカーが整然と並ぶちびっこ広場、ガラス挟んで奥にげんきっこ広場が見えます。


げんきっこ広場:スタッフが常に寄り添っています。

こども図書館カウンターの様子
こども読書室の様子
デジタルサイネージ、電子図書検索、案内するスタッフ

見損ねましたが、この他にこのフロアには防音で音楽練習ができるスタジオ(生涯学習センター所管)が3室あります。

4F 健康都市図書館 健康コーナー、新聞コーナーなど


エスカレーター最上階、フロアから 右 健康テラス、左 健康度見える化コーナー、新聞コーナーなど(様子がよく分かる!→この位置からのムービー◀フロアは鳥の鳴き声♪が聞こえます



健康テラス イベントカレンダー(4月は1日から30日まで曜日を問わず毎日イベントが行われています){本の修理講座、あと2キロを達成するための食事講座、やってみよう!かんたん健康体操、なつかしのあそびをたのしもう、ヤマトン健康ポイントを始めましょう!、金光手帳・血圧手帳・救急キットの使い方・食べる力を身に着けよう!おとなの食育・かんたん手芸教室・・・・などなど


健康度見える化コーナー(白衣を着たアドバイザーがいました)


同フロアのインフォメーションコーナー、整然とまとめられ親切です



新聞閲覧コーナー、棚の様子で充実ぶりがおわかりでしょう。閲覧コーナーの右のかたが利用しているスペースは立って読める設計になっている


同フロアの奥は「ティーンズコーナー」となっていましたが、落ち着いた雰囲気で写真はかなりためらいながら撮らせていただきました。


自動返却機のコーナーでは、裏舞台も見せている


予約本コーナー:サービスの安心感をアピール

5F 地域資料コーナー、読書室など




レファレンス専門の図書館員がいるということで、図書館の心臓部的なフロアだと思います。直ぐに気づくのは他のフロアとは一転した静寂さとシックな作り。


地域資料コーナー(歴史資料や、地元縁の作家の紹介など)


●ちょうど図書館の自主イベントをやっていました。「親子de春の図書館見学ツアー・申込み制 小学生親子10組」←20秒ムービーにリンクします

点字図書室、対面朗読室


読書室:かなり充実したイメージ。入り口には使い方が書いてあります。{目的、禁止事項、注意事項、免責事項}


5Fから6Fへアクセスする階段。この近さと一変する雰囲気に驚かされる

6F 生涯学習センター 市民交流スペースぷらっと大和、大小会議室、調理実習室、大和市役所図書・学び交流課など


社会教育関係団体連絡箱↖|社会教育関係団体活動情報↑↗|
繋がりづくりの参考になります。


このフロアには市役所の出張所(図書・学び交流課)に隣接して「生涯学習センター事務室」があり、フルオープン〜クローズまで様々なタイプの大小の会議室が用意されています。市民交流スペースぷらっと大和の配置も含めて、市民活動の機能がよくまとめられていると感じました。

シニア男子の料理サークル(料友会)実施中
オープンな会議室は満室状態
コインロッカー


(入り口のサイネージの情報)土曜日ということもあり、6階の会議室は取り合いでしょう。{601 公社.吟道学院公認緑神会、大和市書道連盟、やまとみらい俳句入門講座、神奈川県ソフトボール協会、マンション診断.com、ボランティア講師の会、家計スリム化FP研究所、NPO法人生活の発見会、大和ヨガクラブ・・などなど}


手仕事をしている集団、打ち合わせや歓談をしている多数の人びと、お昼を食べている女性グループでひしめいていました。(市民交流施設ぷらっと大和)




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(社会教育関連施設調査)「シリウス - SiRiUS 大和市」2018年4月14日(土)午前(Google Photos)