2019年1月18日金曜日

(社会保障のセミナー)小泉進次郎氏を政治家の少し斜め目線で

2019年1月16日、都内で行われた、青山社中フォーラムVol.44 衆議院議員 小泉進次郎 氏のセミナー「人生100年時代の社会保障」に参加した。
青山社中(株)は、妙高市で策定中の立地適正化計画(国交省HPへ)や、次期総合計画の策定に関わる、朝比奈一郎氏が代表を務めるシンクタンクである。朝比奈氏は現在妙高市とお付き合いがある。
ちょうど今、厚労省の毎月勤労統計の報告の違法性騒ぎの真っ最中であるので、セミナーはその話題から入ったわけだが、評価の高い小泉進次郎氏の人となりを感じることが、今回の目的の一つであった。開場10分前に入り2列目、前列は関係者席で空席だったので全身を目の当たりにできラッキーだった。2メートルの至近距離で生の講演を聞けることなど、一生のうちで二度と無いと思う。外見で意外なこともあったがここでは触れないでおく。

講演の内容で関心したことは、こんな話の上手い大政治家が、1時間のセミナーのためにしっかりとスライドを作ってあったこと。セミナーの参加費と比較して信じがたい。
ポイントとなる資料も配布された。


次に、彼の話は誠実かつ分かりやすい。分かりやすいから難しい話も苦痛ではないし、大事なポイントにフォーカスできる。あえて悪く言えば、単純で深く突っ込んでいないので物足りなさはある。
自らの改善の成果として上げていたのが、国民に分かりやすく情報発信したという「ねんきん定期便のリーフレット」。国民が知らない(伝わってない)ことが問題だ、と。
  • (以下 紫文字は村越のメモ)「人生100年時代の社会保証」金さん銀さんの娘100歳、100歳はあたりまえの時代。関心をもってもらうことが大事。きんちゃん(萩本欽一)について。「これからは病院行くより、大学へ行こう」
  • 「レールからの解放」を朗読(このページ最下段に転載↓)。小さなチャレンジができない。いろんな選択肢がある。転職、学び直し、何度でもチャレンジできる。自分の価値観とタイミング。個人の生き方に政治があわせること。新しい社会モデルへ。
  • 第一創業期と、第二創業期の比較(↑図)。
  • 社会保障/昭和:皆保険。平成:給付と負担の模索の時代。新元号:人生100年時代の基盤づくり。行動の変化→経済社会の構造改革
  • 働き方/昭和:企業戦士・モーレツ社員、平成:働き方改革、新元号:人生100年時代の生き方(行き方 …小林一三を例に)みなさんが全員働き、努力は報われないといけない。
  • 第4次産業革命。現役とは何才から何才まで。生産年齢人口15〜64才ではなく、実際は18〜74才としたら・・・(↓図)
  • 人生100年型年金 繰り上げ、繰り下げによる増額率を知らない。部会長になって、年金定期便の見直しをした。(↑図)
  • ナッジ、より賢い政策 国民性、文化、そっと後押しをすること。(↓図)
  • 消費税10%のあとに、制度を前向きに変えていけるか?

15才から働いているか? 64才で働き終えているか? 現実は・・
生産年齢を18〜74才とすれば、量的には現在と大きく変化しない。という推計

ナッジ。政策の取り入れかたを工夫したらどうかなど。

  • (朝比奈加わる)データによって政策誘導すること。議事録変える、考えられない。捻じ曲げてもいいカルチャー、構造面から変えていく。
  • シンクタンクと政府の中の流動性がある。民間でこのようなカルチャーがほしい。朝比奈さんのようなかたがいると広がる。
  • どうやったら災転じて福となす、とできるか?と考える。→公務員制度改革(朝比奈)。
  • 少子化対策、超えなくてはならないのは、結婚、第1子、第2子→重点支援??? 1人目がたいへんなのに、それを支えてもらえたら次に繋がる。
  • (縦割り弊害の是正について)どの組織もそうではないか。省庁再編、厚生、労働、をくっつけた。橋本内閣。それより、官邸の機能強化 経済財政諮問会議。首相のリーダーシップを生かす。制度改正が想定しなかったのは、長期政権の未体験に入っている。その時の首相が改革。首相がスピード感を持ってやる。それをブラッシュアップしていく。
  • 先生と呼ばれる人から、多様性人材を育てる。
  • (中学校へメッセージ)サッカーを一緒にやった、あのおじさんだれだろう?から。地元の政治家は呼べばくる。政治家との接点を持たせる。一回の出会い、一回の握手は人生を変える。人と違うがカッコいい。を大切にしてもらいたい。自分が何をやりたいか。
  • 「日本にいて日本のこと分からないよ」(小泉最後のメッセージ)

最後に所感だが、小泉氏は37才と若く、それ故真剣勝負で失敗が許されないと言っていた。それは非常に分る。また、終始「分かりやすさ」に配慮され、その大切さに気づかせてもらった。
今回のセミナーは、社会保障に政策的に突っ込んだ話ではなかったが、「レールからの解放」にもあったように、概ね政府の見解としては、働き方による生産性や高齢者の生き方(行き方)による総活躍と、全ての世代が守られるべき社会保障のありかたについては、今後問われる持続可能な社会に向けた制度改正にあると感じた。それについては、たまたま同じ日の午前のセミナーで聴講した、井手英策氏の幸福の増税論と中身は同じことのように感じる。
私もこうした時代感覚に取り残されることなく、小泉氏に引けを取らないよう、地方自治体の政治家としての行き方を見つめていく所存である。


レールからの解放
- 22世紀へ。人口減少を強みに変える、新たな社会モデルを目指して -

2020年以降を「日本の第二創業期」と捉え、戦後続いてきたこの国のかたちを創りなおす。それは「人口減少」という確実な未来の中でも、日本が成長していくために、必要不可欠な変化である。
これまで日本社会は、一本道の「レール」を走り抜くような生き方を求めてきた。受験に始まり、新卒での就職、毎日休みなく働き続け、結婚して子どもを持ち、定年後は余暇を過ごすーー
「20年学び、40年働き、20年休む」という人生こそが普通で幸せな生き方だ、と。
それに基づき、終身雇用慣行や国民皆保険・皆年金などが生まれ、これまでは実際によく機能してきた。戦後日本が一丸となって努力し、ゼロから奇跡的な飛躍を遂げ、今日のような豊かさを持てたのは、そのような日本型経済モデルの賜物である。
しかし、人口減少による少子高齢化、さらに「人生100年」生きていくことが当たり前になる未来に、もはや戦後のやり方は通用しない。レールによる保障は財政的に維持できないばかりでなく、私たちが望む生き方とズレが生じてきているのではないか。
「一度レールから外れてしまうとやり直しがきかない」そんな恐れから小さなチャレンジにも踏み出せない。価値観が多様化しているにも関わらず、人生の横並びばかりを意識し、自分らしい選択ができない。 かつて幸せになるために作られたレールが今、この国の閉塞感につながっている。
政治が、その「レール」をぶっ壊していく。
もっと自由に生きていける日本を創るために。
新卒や定年なんて関係ない。「65歳からは高齢者」なんてもうやめよう。現役世代の定義そのものから変えていく。
100年を生きる時代だ。いろんな生き方、いろんな選択肢がある。
10代のうちから仕事や起業という道もあれば、大学卒業後すぐに就職しないという選択もある。転職を重ねるのも、学び直しをするのも当たり前。いつだって子育てや家族のケアを最優先できる。何かに失敗したとしても、何度でもチャレンジできる。
学びも仕事も余暇も、年齢で決められるのではなく、それぞれが自分の価値観とタイミングで選べる未来へ。政治が用意した一つの生き方に個人が合わせるのでなく、個人それぞれの生き方に政治が合わせていく。そうすればきっと、100年の人生も幸せに生きていける。
それは同時に、働き方・生き方・教育の位置づけ、そして社会保障を見直すことにつながる。真に困った人を助ける全世代に対する安心の基盤の再構築は、小さなチャレンジや新しい人生の選択の支えになる。 子育て世代の負担を減らし、現役世代を増やしていくことで、日本社会全体の生産性を高め、人口減少しても持続可能な社会保障になる。
簡単なことではない。しかし、終戦直後、敷かれたレールも無い中で、一人ひとりが挑戦を続け、世界に誇る唯一無二の社会モデルを確立したのが日本という国である。むしろ先人たちが遺した豊富な資産と、日々進化する新しい技術がある今、できないことは何もない。人口減少さえも強みに変える、22世紀を見据えた新しい社会モデルを、私たちの世代で創っていきたい。
引用元はこちら…自民党Lib Dems 

自己責任社会は終わり、皆んなが支えあう社会へ(幸福の増税論 井手英策氏の講演より)

1月16日、市町村アカデミーのセミナーの一本。井手英策教授よりご講演をいただいた。
社会保障は一部の困窮者のために支援するのではなく、これからの社会では皆んなが支え合うことで将来不安を軽減し、皆んなで幸せを享受できる社会設計をしていく必要がある。そうした社会づくりのための方法としての税負担(税率25%)の提案である。福祉の地域への丸投げではなく、コミュニティ作りをセットで。中間支援となるソーシャルワーカーの存在など、現在も問題視していかなくてはならない課題についても言及。人口減少で今後避けては通れない社会保障の経済的問題に対してどのようにアプローチしていくか、勇気が持てる提言であった。

(資料より)

 井出英策氏(画像 Facebookより)

「転換期の日本経済〜自己責任社会をこえるために〜」 慶應義塾大学経済学部教授 井出英策

■1月16日9:00〜10:30 市町村議会議員特別セミナー 千葉市 市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)にて 村越のメモ
  • 日本経済はいい話がない。「幸福の増税論」日本の社会保障は先進国では、まぁまぁいいほうだが、現役世代の取り分が高齢者向けに対して少ない。→経済実感がない理由なのではないか。勤労倹約→自己責任社会。平成の貧乏物語。安倍政権1.3%成長のいざなぎ超え?。共働き世帯が25%増、勤労者実収入10%減。現在の収入では苦しいと考えている世帯が50%。日本の経済力、GDPは世界4位→22位へ。1人2万円で泊まれるホテル、世界から見ると日本の高級ホテルは安い。そうして外国人が日本に来ている。40〜60代の自己責任を果たさなければならない世代が自殺した。日本経済は成長する力がないことを官邸が認識し、子どもの社会保障に転換した。
  • 格差是正、弱者対策を言っているリベラルが勝てないのは対象が少数だから。低所得を支えようとしているが、一般のかたは自分を底流とは思っていない。自己責任が果たせないと認めると中流以下になる。意識は、自分にかかる税は多く、その他には低いと考えている。その人が中流、主流。全ての人に「ベーシックサービス」昔の自治の暮らし。大勢の人に対して使う。医療教育介護に出す。貯蓄ゼロでも不安ゼロ。消費税7%増で貯蓄しないでよくなる。みんなのためにとやると新しい循環が生まれる。泉房穂ふさほ 明石市長も同じ考え。
  • 核心:高齢化少子化→ 支え合う共に生きる考え方。農村、暮らすために人々は一緒に暮らして生活を防衛しないといけなくなった。村。飢餓饑饉に耐えた。共に生きる。スウェーデンは19世紀初頭は貧しかった。1930年には失業率が 「国民の家」という演説、「家族のように支え合う」。社会保障という言葉を作ったのはアメリカ。ルーズベルト「平均的な市民と家族に対して手段を提供する」。危機の時代は誰かが困る時代ではない、全員が困る時代。
  • 周回遅れのトップランナー理論:お客が変われば、周回遅れはトップランナーになる。危機が深ければ深いほど。潰しが効いて転職しやすいのが金融だ、と学生が言う。社会の価値観が変わった→お客さんが変わった
  • 皆んなでスーパー、ガソリンスタンド、共有財産を増やしていく(国でやれば社会主義)。 公共私のベストミックス。危機に直面すれば人々は支え合う。住まいサポート福岡:市や社協が中心になって、共の領域を各種支援団体にはたらきかけてやった。保険、見守り・・。これまでの行政はサービスプロバイダー、今後はプラットフォームビルダーになっていく。地域地域で多様。ボランティア団体、NPO、自治会町内会、PTA、生協JA労働組合、協議会、行政、民間企業を巻き込んで地域の課題を解決していく。問題は、地域の中のプレイヤーを結びつけていく役割が必ず必要になる。地域資源を発掘、ネットワークしていくための接着剤となる人。→ソーシャルワーカー
  • 重要:地域の課題解決は、背景にある問題の特定、原因を突き止め、解決のためにいかなる人を動員すべきか、行政社会の資源、プレイヤーを結んで解決していく人材→これがソーシャルワーカー。総務省が自治体戦略2040構想で、ソーシャルワーカーについて言及した異例の事態。90年代に福祉ミックス論があった。政府を小さくすることの言い訳。福祉を地域に丸投げすることは絶対あってはならない。公の果たす役割、コミュニティ作りをセットでやらないといけない
  • 全国市長会「協働地域社会税」(地方協働税)。全自治体で一斉に税を上げる可能性を模索。その税収をコミュニティ機能強化のために使う(例えば、公共交通、コミュニティ拠点の運営経費、見守りの仕組みづくり、地域社会を支える人材育成、確保の経費)
  • 地方制度調査会(首相の諮問機関)で、「地方公共団体の協力関係、公共私のベストミックスその他、必要な地方行政体制のあり方について、調査審議を求める」など、与野党各分野からも。一斉に同じ方向に動いている。議員はどんな制度設計をすべきかを求められている。
  • 税(痛み)が、暮らしの会費に変われば。(少子化、受験戦争、東京一極集中、働き方、環境問題、児童虐待・・)なぜ定時に帰れないか?自由(人間の権利)が与えられていない→将来不安があるため(経済成長に依存)。24時間やってるコンビニがいるか、ファミレスが必要か、プラスチック減る、電力消費減る、環境変化、虐待なくなる。将来不安を解き放つ、政治を担う皆さんの責任。

2018年12月22日土曜日

信越県境地域づくり交流会(7)『ミュージアムと地域づくり』笹本正治氏、近藤洋一氏、高田紫帆氏、高橋由美子氏、櫻健太郎氏

図書館、博物館等、公民館等、公文書館は、社会教育法の中で社会教育施設として挙げられている。近年、人口減少の課題等により施設の作り方が多様化してきていることから、これらの施設を教育委員会部局か、あるいは市長部局のどちらで管理するかについての議論がある。
具体的には、公設のミュージアム(博物館、美術館等)や図書館が、教育施設としての基本機能を持ちつつ、観光やまちづくりにどれほどのウエイトを置くか、ということである。
例えば当市では、関山神社宝蔵院の修復に取り掛かっているが、文化遺産の保護の一面と、一方で住民も参画しながら、周辺の文化財を含めた一体的な活用に加え、ストーリー仕立てによって魅力を創出し交流人口の拡大を図る。という保存と活用のダブルの狙いがある。妙高市歴史文化基本構想では地域活性化にも触れている。こうした取扱いは、教育とまちづくりの境界をどう振り分け、だれが主体となるかがポイントとなる。(参考:経産省の 地域ストーリー作り研究会とりまとめ
こうしたことからも自治体は、包括的なまちづくりにこれらの教育施設をどのように機能させていくか、ということについて、それぞれのまちのビジョンというか、一貫性のある政策を持つべきだ。そのためにも、基本となる市民一人ひとりの思いを育み、まちづくりに反映できるよう、多様な学習機会の創出や市民を巻き込んだ対話が必要なのだと痛感している。
今回の信越県境地域づくり交流会の取り組みは、まさにその機会と捉えている。


ー 12月7日 ー
当日は妙高市議会の一般質問の2日目だったが、日程が午前で終わったため、午後から開始するプログラムに頭から参加できた。
今回で7回目となる信越県境地域づくり交流会は、上越市創造行政研究所(行政)と当該実行委員会の主催による、新潟県と長野県の県境を囲む市町村の、主に観光分野の連携による、地域持ち回りのテーマシンポジウムだ。
今回は『ミュージアムと地域づくり』として、1部「まなぶ」、2部「つながる」、3部「はじまる?」+番外編の、3部+α構成。2日間のプログラムのうち、私は基調講演とトークセッションに参加した。


ー フォーラム開始 ー
開会に先立ち、信越県境地域づくり交流会についてとこれまでの振り返り、今回のテーマについて「ミュージアムは趣味やレジャーの場? 使い方がわかると、その大切さがわかる・・」、そんな主旨説明をたっぷり20分間行い、基調講演に入る。

感想をまず述べてしまうが、ミュージアムの成功とは、文化に携わるキーマンとそれを囲むカルト、それが発する魅力にぐいぐい引き寄せられるように市民が共振していく。そんな図式を見たような気がする。つまり人が主役ということだ。
ミュージアムは資料ありきではなく、自然や人が作った現象を収集し、守り、発見し、見せ続けるところに文化が生まれて行くのだと思う。
強く印象に残ったのは、足元という言葉。私は常々「全ては自分の中にある」と言い聞かせている。発見とは、外部の刺激によって自分に備わっているものに気付くことであり、まちも同じである。地域にあるものを探求しようとせず、新たな価値や魅力など生み出せるはずがない。足元を学ぶ場、資料と人が集う場、ミュージアムはやはり、まちに必要な場所なのだ。

開催地となった上越市には、博物館、美術館、水族館、科学館、そして図書館がある。そうした社会教育施設の果たす役割はどのようか。私たちはそこに何を求めていき、どう参加していったらよいのか。そこに必要なものは。そんなことを考える良い機会になった。 また今回は感動もあった。ひたむきに自分の思いに挑戦し続ける4人のパネラーの皆さん、そしてゲストのワグーラさんにも細かい配慮をし、それぞれの魅力を十二分に引き出していただいた笹本氏の尽力に感謝したい。


以下は、私的メモのため細部の間違いはお許しください。

【基調講演・ミュージアムと地域づくり】笹本正治 長野県立歴史館長、信越大学名誉教授 元信州大学
  • 博物館は、展示だけではなく、知識情報→地域づくり、交流の場所(学芸員や横のつながり)、研究の最前線(常に新しい何かを考える場)、過去、現在未来(地域づくりも同じ)、人づくりの場(どのように活動しているのか)である。
  • 博物館は資料の収集、保存+展示、研究の場。博物館は学ぶ場である。そのために、資料取集をする。理解してもらうために展示する。それによって考えてもらいたいと考えている。
  • 世界中から観光で呼べる博物館はどれだけあるか? 名刺としての博物館(自分たちのふるさとを語るためのもの、自己認識のために他の博物館を見る。)
  • 過去の人類の歩みを確認し、未来を考える場。地域を理解させたい。地域を見せたい(地元を自慢したい、させたい)
  • 学芸員の存在、「学芸員に誇り」反響 →FB投稿が新聞報道される
  • 地方の博物館は 空いている・・・
  • 展示が生命線(明治維新は負の遺産はなかったのか、歴史を変えていくのは有名人ばかりではない。「展示は終わりのメッセージが一番大事」)
  • 小学校5、6年に対して、バックヤード見学、本物の重さ肌触り(縄文土器、縄文人骨)
  • 古文書を読める人が減った。ティーンズ古文書講座、学校連携。「博物館職員が知っておきたい知的財産」若い人と交流をする。
  • 企業と連携して無料デー。企業がお客(子供)をいっぱい連れてきてくれる。ケーブルテレビと連携。歴史館ふるさと講座を提供
  • 長野県博物館協会。博物館にこない人へのアンケート、研修会、古文書で横に繋がろうとしている。心を一つにするためにスタッフがピンバッチをつけた(あるクマ、土器)
  • 信州大滝村 イワナのなれ鮨、安曇野市豊科郷土博物館(も、お金が無い)→安曇野市文書館
  • 須坂市旧小田切家住宅の復旧、世界の民族人形博物館→NHKが季節に撮りに来る→民放が撮りに来る。
  • こんなにいいことだ・・我慢。結婚するときにお金のことを考えない。本当に大事なことを忘れてしまっている。信州高遠美術館(桜)。妻籠宿本陣 南木曽町
  • 芸術は地域を元気にする(大地の芸術祭)。地域全体で学んでいく。「松本まるごと博物館」松本市文化芸術振興基本方針。安曇野文化振興基本方針。
  • 市町村合併で地域博物館が消えていく。旧の小さなまちは、公民館と同じで地域の核となると考えたはず。博物館でもきてもらえる人がいれば 本来なら入館料をとるべきでは無いのかも。公民館や図書かnと同じ役割ではないか。合併してできた市町村は博物館を作っていない、名刺を持っていない。
  • 社会教育のために、「わたしたちの信州学」。他の地域や異なる文化を・・・写真有り
  • 「日常生活からひもとく信州」本の紹介。
  • 国、県、市町村は目的が違う。観光博物館? わたしたちは何を目指すのか、「地域の未来のために」。お金がなければ知恵と努力で乗り切ろう。地域の博物館は住民のため。学芸員も見学者も市民。観光客のためだけではない。博物館は自己認識の場。わたしたちには仲間がいる。わたしたちは未来のために格闘する。大事な文化をどうやって守って行ったらいいか?博物館はそのための道具。



【トークセッション・ミュージアムを活かした地域づくり】


(ゲスト)キャロリン・ワグーラ国際日本文化研究センター
  • しゅう仏、日本文化研究、ピッツバーグの礼拝所での事件、市内のミュージアムが 読書会などサポート、コミュニティ、町の未来を変えていく。
  • コメント)地域の成長、館の成長を実感。

(モデレーター)笹本正治 コメントより
  • 長野図書館、安曇野は地域ごとに図書館をつくった。小布施は外部から館長。木曽町でも図書館を作った。図書館は地域づくりの核。
  • 各館思いが詰まっている。努力を見てあげる。
  • どんな場所にも歴史の痕跡がある。足元に学ぶ対象があっても見過ごしてしまう。ナウマンゾウが特殊ではない。日本人の多くは足元を知らない。そういう時に、足を止めて学びましょう。と博物館へ行く。
  • 淡水魚の先に、森がある。地域によって魚の食べ方が違う。食べ物の文化を支えてきたのは地域。食べ物から足元を見たことがあるのか。ヤマゴボウを使ったそば。ふのりを入れるそば。それを気づかせてくれるのも博物館、水族館。淡水魚をしっかり見ることで海の魚も見えてくる。
  • 信州の芸術家をおいて素晴らしさを実感させてくれる価値。博物館は足元だが、美術館はもっと天を見ることができる。
  • 図書館利用者。飯田市、年寄りに対する優しさ。
  • 研究は楽しいだけではない。本を読む時間がない。博物館が楽しめるように努力している。
  • 資料は劣化する。評価は変わる。
  • 外国は、図書館、博物館収蔵の仕方、レベルの差。日本文化をどうやって集積していくか。
  • 未来のために何をするか。こんな社会にしたのは誰か。政治家は、私達は。山村がだめになり、山が、水潤が、未来はどこにあるのが、足元集落をどうみるか、私達はどう見るか。一人ひとりではなく、社会の問題。山が荒廃して未来へ繋げるのか。世界的視野でも同じ。

近藤洋一 野尻湖ナウマンゾウ博物館館長
  • 理念:野尻湖化石、遺物、氷河時代の自然と旧石器人類。地域博物館・・飯綱、黒姫、妙高
  • 笹ヶ峰でもナウマンゾウは見つかっている。氷河時代
  • 地域と協働するまちづくり(ナウマンゾウモニュメント、遊歩道、カヌー体験)自然を活かす(癒しの森・・森林浴、食)
  • 野尻湖人・・人骨が発見されていない。夢を追い続ける
  • 発掘体験は珍しい
  • 一押しと苦労)発掘にきて欲しい。子どものうちから。
  • 地域づくりに提供できたもの)ナウマンゾウ、地域の宝として巻き込んだ。小さな事でも地域の歴史に体験して欲しい。
  • メッセージ)存在の理念が持続しないと意味がない。地域が参画すること、協働、それが地域づくりになる。持続につながる。


高田紫帆 水野美術館学芸員
  • 学芸員になるため長野に。安曇野田淵行男記念館から。
  • ホクト創業者、水野正幸が建物とコレクションを作った。日本画→日本庭園が魅力(一枚の絵として観れる 無料)。
  • 第2展示室、床の間で観ているように畳があり、ガラスケース無し。
  • 収蔵品のこだわり。橋本雅邦。天心の弟子3人→横山大観、下村観山、西郷孤月
  • 菱田春草(早死)収集に最も力を入れている。この流れをくむ作家(東京藝大)
  • 上村松園 美人画。中島千波(小布施出身)
  • 横山大観「無我」3作、国博と足立美術館、水野美術館
  • 学芸員の使命(フライヤー)年に2回、日本画にとらわれない展示をする。敷居が高い、先ずはきてもらおう(エヴァンゲリオン展)。コレクション展年間4〜5回テーマ展示を行う。鳥をテーマ、大観・春草展。
  • 浮世絵刷り実演、水墨画実演。県外美術館でコレクション展。
  • 大人の自由研究、絵画を別分野のかたに見てもらい、興味を深める。
  • 横の繋がりを大切にする。児玉果亭のボロボロの大作の修復に挑戦。
  • 一押しと苦労)特別企画展よりも、常設展、コレクションにも来て欲しい。
  • 地域づくりに提供できたもの)美術自体の力。鑑賞は個人の作業。別々のものを持ち買ってもらう。足りないところは、スタッフの人数が少ない。
  • メッセージ)美術館の持つ資料の特異性は、たった一人の人が作った一点物。生活の中で無くていいかもしれないものを繋いでいくことの意味。未来の人にバトンをつなぐ使命。本物を見て欲しい。


高橋由美子 十日町情報館 主査「市民と協働で取り組む被災資料整理」第一回目の大地の芸術祭立ち上げに市職員として関わる。
  • 広域図書館、十日町と津南町で6万人。開館平成11年で若い。十日町市史編纂にちなんだ資料が豊富。
  • 広域図書館(中核図書館)、交流の場・情報の受発信、著名な建築家の設計、中越大震災等により被災、図書館サービス業務委託・指定管理(5年指定管理の後直営に戻す)
  • 図書館戦争のロケ地、地のステップ→段丘上の書架、図書館の自由に関する宣言。大地の芸術際の時は、日に40〜50人が見学に来る。
  • 情報館車庫に、被災した老舗加賀屋資料(文書6万点)が運び込まれた。→被災資料の寄託・寄贈が増える。
  • 市民と行政が協働で整理作業。図書館法で定められている図書館は誰でも無料で好きに使える。レファレンスで相談、生涯に渡る学び。被災した資料を後世に伝えるため。「十日町古文書整理ボランティア」地域との一体感を取り戻すきっかけになった。市民が地域の資料整理に参加する意味が大きい。関わっている市民の目の輝き、心の充実度。被災の喪失感から脱却への取り組みになったのではないか。
  • 資料整理ボランティアの現状(写真)
  • 行政の意識改革と市民の参画
  • 一押しと苦労 )夜の図書館 コンサートや講演会をやっている。本棚を体感する。バックヤードツアーを月に2回やっている。古文書を開くこと発掘と同じ醍醐味。
  • 地域づくりに提供できたもの)ほんとの出会いを支えてきた。若い図書館だから老齢人口、障害者増えている。アクセシビリティを高めて行かないといけない。上臈を得ることを諦めないで欲しい。拡大機など。100冊読むのがいいのが、1冊の素晴らしい本が良いのがの問いかけ。古文書整理参加で、ここに住み続ける理由を提供してきた。
  • メッセージ)図書館は個人の理由で利用する。サイレントマジョリティーを無視してはいけない。投書箱にもある。パートナーとしてどうやっていくか。市民が図書館を動かしていく主役になっていくかもしれない、どうしたらフォローしていくかを考える。


櫻健太郎 うみがたり 館長
  • 横浜八景島指定管理者、3000トン 250種展示
  • 「うみがたり」=80年以上続く歴史を語り継ぐ。訪れる人々とともに新しい未来の物語をつくる水族館。
  • 愛称、ロゴの意味。ミッション。3ヶ月で50万人来館
  • アメリカでは愛称募集あまりしない(コメント)
  • 島根県立美術館 ミシュラン 夕日が見える(笹本)
  • 一押しと苦労)成長していく姿。生き物もスタッフも。
  • 地域づくりに提供できたもの)淡水魚コーナーは地味だが、絶滅しそうな種がある。自分たちの街を見つめなおしてもらえるのでは。
  • メッセージ)楽しいから学び。水族館は自然保護の施設だと思っているが、魅力を伝えることが大事であるから。

2018年9月24日月曜日

環境再生型農業とオーガニック3.0のセミナーレポート 〜3.これから始まるオーガニックレストラン認証制度の重要性

政務活動『持続可能な環境・農業政策に資する、環境再生型農業とオーガニック3.0の研究』

総合健康都市妙高妙高環境会議を設ける当市の施策のさらなる振興に寄与し、主力産業である農業の販路拡大と持続可能な農政に提言を行いたいため、セミナーに参加し、環境政策および農業政策における国内の最新の動向を研究した。

  • 名称:第3回 Organic Forum JAPAN~オーガニックライフスタイルEXPO
  • テーマ:オーガニック3.0を推進する~持続可能な開発目標SDGsの実現に向けて
  • 会期:2018年9月22日(土)、23日(日)時間10:00~17:00(入場料 1,000円(税込)/ 業界関係者・一般 ※ 招待状持参 / 事前登録無料)
  • 会場:東京国際フォーラム 展示全ホールE・ガラス棟会議室


3.これから始まるオーガニックレストラン認証制度の重要性 9月22日(土)15:00~16:30

レストランに行くと、偽物オーガニックが横行する。本物をまもる認証を作りたい。Organic Restaurant Leafearth(リーファース)
  • 株 ビオロジコ代表取締役長 中村雅彦、株 クレヨンハウス 取締役副社長 岩間建亜、農水省 食料産業局製造課 基準認証室 渡部英悦、水野葉子 株リーファース代表取締役

  • 株 ビオロジコ代表取締役長 中村雅彦 イタリア料理サルバトーレプロデュース中目黒他
    • イタリアで、ビオ。料理人の力で料理は美味しくなると信じていたが、イタリアと接していると食材が大事だとわかってきた。それよりもっと前に安全な食材をたべさせないといけないと思ってきた。それが、オーガニック。ヨーロッパは、健康に対してシビア。レストランは安全で本当に美味しいものを提供する。有機の耕作地を持っているベストテンの面積。イタリヤよりはるかに国土が大きいところが多い。日本は0。2%。イタリアは14%。学校給食をオーガニックに切り替える学校が増えている。
    • オーガニックの生産者をサポートしたい
    • 認証を掲げると、従業員が引き締まる。誰が作ったどういう食材で、どういうものかを気にするようになった。オーガニックの食材はおいしい。自然で嫌味がない。
    • ヨーロッパでは、偽装を警察が動いている。オーガニックはそのまま、ありのまま、昔のまま。オーガニックに携わる人はそれを意識して進めて行く必要がある。正しいこと危険なことをオープンにしていく。オーガニック、ビーガン、酸化防止剤不使用・・・お客様から言われる。
    • パスタの例。イタリアでは3歳以下には食べさせないようにと書いてある。日本にくると消えている。
    • モンサントの問題。・・自閉症、発達障害。レストランや学校給食に関わっているかたが、食のあんぜんに1人でも多くのかたに目を向けてもらう。
    • オーガニックと関わって仕事をすると、仕事が楽しくなる。生産者、関係者が苦労しているから。ヨーロッパでは草ぼうぼう。ぶどうは青々しているのに、地面は草がない。は不自然。オーガニックのぶどう畑は、てんとう虫、蜘蛛の巣、オーガニックぶどうのワインは酸化防止剤がいらない。
  • 株 クレヨンハウス 取締役副社長 岩間建亜
    • レストランがあるブランドならいいだろう。昔は、オーガニックが手に入りにくく、続かなかった。1991年ボラン広場、有機農家支援から下ろしてもらえるが、八百屋を作れば売ってくれるとなった。1992年に大阪店と東京店を作った。ヨーロッパは90%以上で認証取れる。調達に苦労した。3年前オーガニックレストランの認証をとった。認証とって変わったのは、緊張とスタッフの勉強になった。
    • 日本の食は、遺伝子組み換えでひどくなっている。オーガニックでターニングポイント。オーガニックの市場が広がってくれば、全体の食のレベルが上がる。認証に期待している。
  • 水野葉子 株リーファース代表取締役
    • なぜ有機JASを取ろうとしたか、外国人で、オーガニックで騙されると告訴されることになる。日本は景表法はあるが、オーガニックの定義が定まってない。
    • おにぎり、味噌汁、漬物 ならオーガニックができるかもしれない。
    • 嘘がついてはいけない。第三者の認証が必要。
    • 国レベルでオーガニックレストランの認証をするのは今回始めて。
  • 農水省 食料産業局製造課 基準認証室 渡部英悦
    • オーガニックレストランのJAS規格作れるようになった。
    • JAS法改正。物の認証→生産流通ぷろせす、性能評価、事業者の取組、こだわり、ものがたり、インプリテーションも検討。 事業者、地域からの提案を受けて規格化しよう。これまでもあったが、ハードルが高かった。じつは、四半世紀以上提案がなかったので。
    • 「有機料理を提供する飲食店等の管理方法JAS」制定までの流れ
    • 4月に提案、10月にパブコメ?ものすごく早くできた。熱意。 

環境再生型農業とオーガニック3.0のセミナーレポート 〜2.環境再生型農業・有機JASの先にあるもの

政務活動『持続可能な環境・農業政策に資する、環境再生型農業とオーガニック3.0の研究』

総合健康都市妙高妙高環境会議を設ける当市の施策のさらなる振興に寄与し、主力産業である農業の販路拡大と持続可能な農政に提言を行いたいため、セミナーに参加し、環境政策および農業政策における国内の最新の動向を研究した。

  • 名称:第3回 Organic Forum JAPAN~オーガニックライフスタイルEXPO
  • テーマ:オーガニック3.0を推進する~持続可能な開発目標SDGsの実現に向けて
  • 会期:2018年9月22日(土)、23日(日)時間10:00~17:00(入場料 1,000円(税込)/ 業界関係者・一般 ※ 招待状持参 / 事前登録無料)
  • 会場:東京国際フォーラム 展示全ホールE・ガラス棟会議室


2.環境再生型農業・有機JASの先にあるもの Regenerative Organic Certifiedの取組  9月22日(土)12:30~14:30


  • Dr. Bonner’s President Michael Bronner、パタゴニア日本支社支店長 辻井隆行、一社 オーガニックフォーラムジャパン会長 徳江倫明


 

  • Dr. Bonner’s President Michael Bronner
    • 農業を商業を巻き込んだ取組。炭素循環。化石燃料を回収するか。どうやってCo2を地中に戻すか。工業型農業は気候変動および土壌環境の悪化をもたらし、貧困や飢えを激化させる。 小規模農家は世界の人口を養い、地球を冷やす手助けとなる。
    • 生態学的な部分を強化しないといけない。農家は生態系の管理者。牧草地の管理。
    • プロジェクトドローダウン(project-drawdown 気候変動問題に関するあらゆる情報をデータベース化し販売するプロジェクト/amanda joy ravenhill at TED×Tokyo 2014 ↓)。農業と森林農業が気候変動を解決。女子教育を教育すると家族全体が教育を受けることになる。


(スピーチ抜粋)
ソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)
自社の株主に価値を届けるだけではなく、ステークホルダー、顧客、サプライヤー、競合他社にまで価値を広げる。
ネイチャーリビング。ソーシャル・エンタープライズは、周りの環境と相利共生の環境を築き上げる。
ビジネスの世界においても、各企業が自社のためだけに活動する時代から、互いに繋がり相互依存し繋がり、そして生命やビジネスを生み出していく方向に変わってきている。

私たちは、自分たちの未来から盗んで現代においてそれを売り、GDPと呼んでいる。
私たちは、森林や自然資源などを使い、それを売って収入と呼んで、第六の絶滅の危機や世界的な気候変動その他の計り知れないこの完璧に設計された宇宙船地球号に与えている。それよりもっと賢い方法は、現代のうちに、全人類のために資源を育て、将来的により強いビジネスを育てていくこと。

生命が生命にとって行きやすい環境をつくるように、ビジネスもビジネスにとって生きやすい環境を作るべきではないか。全ての企業がソーシャル・エンタープライズになるべきではないか。

    • 環境再生型農業を未来につなげるには。農家の支援。農家が全てを握っている。資金、トレーニング、技術補助、インフラ整備、方針の変更、消費者教育→市場要求の向上、再生という言葉に意味を持たせる基準の設定(認証) →投資が生まれる

    • ROC :
      • 1.土壌の健康
        • USDAオーガニック。保全耕運・・ペパーミント→違った作物。輪作、生物として扱う。何年もかけてやる。
        • 堆肥、保全耕運、マメ科植物。ペッパー、ココア、マメ科
      • 2.放牧を中心とした動物福祉
        • 5つの自由
      • 3.農家と労働者の公正(社会的公正)
        • 公正な賃金、生活資金の保証、強制労働禁止、長期的コミットメント、透明性とアカウンタビリティ・・・
    • 従来→遺伝子組み換えでない→オーガニック移行中(3年)→オーガニック認証、動物福祉と社会的公正→ROCブロンズ(パッケージの認証ラベルなし)→シルバー→ゴールド
    • パタゴニア、ドクターブロナー・・    
                                                             

  • パタゴニア日本支社支店長 辻井隆行
    • パタゴニア、食に向かった。最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そしてビジネスを使って環境問題に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する。
    • Tシャツ、コットン 全殺虫剤の1/4が使われる。全農薬の1/10。収穫しやすいよう、収穫前から準備して枯葉剤を散布。パタゴニア、オーガニックコットン100%
    • Tシャツ一枚作るのに、2000リットルの水を使う。コットン、ヘンプ、ダウン、ウール、ポリエステル、ナイロン。衣類はどこで誰によって作られているか知っているか?
    • バングラディッシュのダッカの工場の事故の写真。自分の稼いだ金を使うのは自分の勝手、ではない。安いほうがいい、のしわ寄せが洋服作りで起きている。私の購買は世界に影響を与えている。踏み絵は排除ではなく、移行の支援。
    • ビジネスにとどまりながら環境問題の解決は矛盾しているが、「死んだ地球ではビジネスは成り立たない。」 David Brower(自然保護論者
    • ナサが地球の温度上昇を1分ぐらいのムービーにしている。どこの誰がリスクを背負って、何にお金を使うか。→もしかしたら、リスクが少なくなるかも https://www.youtube.com/watch?time_continue=30&v=gGOzHVUQCw0
    • 気候変動3つの鍵
      • 健全な土、海、森を取り戻す
      • 自然エネルギーの普及
      • 石炭火力発電からの撤退
    • ダメなソーラーもある。メガソーラーは2パターンある。
    • 気泡変動問題解決しようと思ったら、・・・有機の食べ物
    • 古代麦の一種を復活させて「ロング・ルート・エール」の製造。環境再生型農業の象徴としてやっている。
 
  • 一社 オーガニックフォーラムジャパン会長 徳江倫明
    • 経済との両立は?
      • 教育だろう。 ブラウナー/経済が悪だと思っていない。バランスがいびつ。エコロジーは知る、エコノミーは統治。後者ばかりやっているので、戻す。経済のあり方が変わるのが一番早い。製品の品質、食べ物なら美味しいが一番。バランスいいやりかたでやることが大事。
      • ほたるの川のまもりびと(映画)、辻井さんが支援している。長崎の石木ダムを作る、を淡々と撮った映画。ダム建設に反対している企業、めずらしい。白馬村で、再生可能エネルギー、石炭火力問題を考えてもらおう。国が金をつけた後にみんなが話し合って建設を止めた日本初の活動になる。
    • やれる企業とやれない企業
      • 100%がキーワード。インパクトがある。これもあるしあれもあるしではない。表示。姿勢。量販店の店頭でオーガニックを知る。「有機農産物、認証取ってます」これは法律の説明、店の思いではない。これでは売れない。100%やることの大事さ、伝える方に勢いがある。オーガニックとはある意味そういうことだ。
      • 辻井:姿勢として一貫性があることが大事
        • 消費者ニーズは言い訳だ。店はそういうものか。一貫すれば、環境で飯が食えるのでは?
        • 会社にとって難しいこと→お金やリソースを大きな変更をもたらすために投資している。競合相手は、そういうイメージをしている会社に投資している。 どうやって消費者につたえるか、難しい。競合はやってないのにやっていると言っている。消費者は会社の背後を深掘りできる。アメリカの若い世代は口出しだけでなく、有言実行の会社を求めている。消費者は見抜ける。
    • Q)口先だけの企業は実際どこか? →辻井:キットカットはヨーロッパでは自動的にフェアトレードが付いている。日本では仕組みが少ない。フェアトレードにネスレが移行した理由はなぜか?・・・オーガニックコットン100%となっていたら、消費者は疑問を電話して聞く。答えてくれなかったら、やってないか、わかってないかどちらか。十人がやれば変わる。
    • マークを探せ 動物虐待 David Brower
    • 卵放し飼い、豚放牧、オーガニック認証をとったところがある。マクドナルドは日本ではケージ飼い、ヨーロッパへ行くと平飼い。マクドナルドは国によって対応を変えている。一貫していない。物言わぬ消費者のほうが悪いのでは。日本の畜産のレベルが低いと、小池知事に抗議文を出している。そういうことをやる。声を上げる。選択する。選挙と買い物。
    • アニマルウェルフェア(Animal Welfare 感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な生活ができる飼育方法をめざす畜産のあり方。 欧州発の考え方で、日本では「動物福祉」や「家畜福祉」と訳されてきた。・・・動物がその生活している環境にうまく対応している態様をいう。)
    • Q)マークはお金がかかる。マークを取れないお金がない人はどうしたらいいのか?やってることはいいことだが、売れない。 →銀行がお金を出す。
      • 全員がフェアトレードをやっていればその必要がない。30%フェアトレード、残りは違うスパイス屋。ロゴにお金をかけるより、映画をとって見せてくれた。SNS、マークは移行期。ほかのやりかたができれば。声を聞いたらどうか。
      • なりすましオーガニックは×。自分のストーリーを伝えられればいい。スポンサーがつけばいい。小さい生産者は顔が見える。農家を知る。
      • 日本は、提携というやりかたがある。これは認証が要らない。
      • 来年3月にアメリカでナチュラル・プロダクツ・エキスポがあり、検証結果を公表する。パタゴニア、ブラウナー、オーガニックマーケットを見るツアーを実施予定。
      • 何をしたいのか、なんのためにを考えていくこと。