2018年12月22日土曜日

信越県境地域づくり交流会(7)『ミュージアムと地域づくり』笹本正治氏、近藤洋一氏、高田紫帆氏、高橋由美子氏、櫻健太郎氏

図書館、博物館等、公民館等、公文書館は、社会教育法の中で社会教育施設として挙げられている。近年、人口減少の課題等により施設の作り方が多様化してきていることから、これらの施設を教育委員会部局か、あるいは市長部局のどちらで管理するかについての議論がある。
具体的には、公設のミュージアム(博物館、美術館等)や図書館が、教育施設としての基本機能を持ちつつ、観光やまちづくりにどれほどのウエイトを置くか、ということである。
例えば当市では、関山神社宝蔵院の修復に取り掛かっているが、文化遺産の保護の一面と、一方で住民も参画しながら、周辺の文化財を含めた一体的な活用に加え、ストーリー仕立てによって魅力を創出し交流人口の拡大を図る。という保存と活用のダブルの狙いがある。妙高市歴史文化基本構想では地域活性化にも触れている。こうした取扱いは、教育とまちづくりの境界をどう振り分け、だれが主体となるかがポイントとなる。(参考:経産省の 地域ストーリー作り研究会とりまとめ
こうしたことからも自治体は、包括的なまちづくりにこれらの教育施設をどのように機能させていくか、ということについて、それぞれのまちのビジョンというか、一貫性のある政策を持つべきだ。そのためにも、基本となる市民一人ひとりの思いを育み、まちづくりに反映できるよう、多様な学習機会の創出や市民を巻き込んだ対話が必要なのだと痛感している。
今回の信越県境地域づくり交流会の取り組みは、まさにその機会と捉えている。


ー 12月7日 ー
当日は妙高市議会の一般質問の2日目だったが、日程が午前で終わったため、午後から開始するプログラムに頭から参加できた。
今回で7回目となる信越県境地域づくり交流会は、上越市創造行政研究所(行政)と当該実行委員会の主催による、新潟県と長野県の県境を囲む市町村の、主に観光分野の連携による、地域持ち回りのテーマシンポジウムだ。
今回は『ミュージアムと地域づくり』として、1部「まなぶ」、2部「つながる」、3部「はじまる?」+番外編の、3部+α構成。2日間のプログラムのうち、私は基調講演とトークセッションに参加した。


ー フォーラム開始 ー
開会に先立ち、信越県境地域づくり交流会についてとこれまでの振り返り、今回のテーマについて「ミュージアムは趣味やレジャーの場? 使い方がわかると、その大切さがわかる・・」、そんな主旨説明をたっぷり20分間行い、基調講演に入る。

感想をまず述べてしまうが、ミュージアムの成功とは、文化に携わるキーマンとそれを囲むカルト、それが発する魅力にぐいぐい引き寄せられるように市民が共振していく。そんな図式を見たような気がする。つまり人が主役ということだ。
ミュージアムは資料ありきではなく、自然や人が作った現象を収集し、守り、発見し、見せ続けるところに文化が生まれて行くのだと思う。
強く印象に残ったのは、足元という言葉。私は常々「全ては自分の中にある」と言い聞かせている。発見とは、外部の刺激によって自分に備わっているものに気付くことであり、まちも同じである。地域にあるものを探求しようとせず、新たな価値や魅力など生み出せるはずがない。足元を学ぶ場、資料と人が集う場、ミュージアムはやはり、まちに必要な場所なのだ。

開催地となった上越市には、博物館、美術館、水族館、科学館、そして図書館がある。そうした社会教育施設の果たす役割はどのようか。私たちはそこに何を求めていき、どう参加していったらよいのか。そこに必要なものは。そんなことを考える良い機会になった。 また今回は感動もあった。ひたむきに自分の思いに挑戦し続ける4人のパネラーの皆さん、そしてゲストのワグーラさんにも細かい配慮をし、それぞれの魅力を十二分に引き出していただいた笹本氏の尽力に感謝したい。


以下は、私的メモのため細部の間違いはお許しください。

【基調講演・ミュージアムと地域づくり】笹本正治 長野県立歴史館長、信越大学名誉教授 元信州大学
  • 博物館は、展示だけではなく、知識情報→地域づくり、交流の場所(学芸員や横のつながり)、研究の最前線(常に新しい何かを考える場)、過去、現在未来(地域づくりも同じ)、人づくりの場(どのように活動しているのか)である。
  • 博物館は資料の収集、保存+展示、研究の場。博物館は学ぶ場である。そのために、資料取集をする。理解してもらうために展示する。それによって考えてもらいたいと考えている。
  • 世界中から観光で呼べる博物館はどれだけあるか? 名刺としての博物館(自分たちのふるさとを語るためのもの、自己認識のために他の博物館を見る。)
  • 過去の人類の歩みを確認し、未来を考える場。地域を理解させたい。地域を見せたい(地元を自慢したい、させたい)
  • 学芸員の存在、「学芸員に誇り」反響 →FB投稿が新聞報道される
  • 地方の博物館は 空いている・・・
  • 展示が生命線(明治維新は負の遺産はなかったのか、歴史を変えていくのは有名人ばかりではない。「展示は終わりのメッセージが一番大事」)
  • 小学校5、6年に対して、バックヤード見学、本物の重さ肌触り(縄文土器、縄文人骨)
  • 古文書を読める人が減った。ティーンズ古文書講座、学校連携。「博物館職員が知っておきたい知的財産」若い人と交流をする。
  • 企業と連携して無料デー。企業がお客(子供)をいっぱい連れてきてくれる。ケーブルテレビと連携。歴史館ふるさと講座を提供
  • 長野県博物館協会。博物館にこない人へのアンケート、研修会、古文書で横に繋がろうとしている。心を一つにするためにスタッフがピンバッチをつけた(あるクマ、土器)
  • 信州大滝村 イワナのなれ鮨、安曇野市豊科郷土博物館(も、お金が無い)→安曇野市文書館
  • 須坂市旧小田切家住宅の復旧、世界の民族人形博物館→NHKが季節に撮りに来る→民放が撮りに来る。
  • こんなにいいことだ・・我慢。結婚するときにお金のことを考えない。本当に大事なことを忘れてしまっている。信州高遠美術館(桜)。妻籠宿本陣 南木曽町
  • 芸術は地域を元気にする(大地の芸術祭)。地域全体で学んでいく。「松本まるごと博物館」松本市文化芸術振興基本方針。安曇野文化振興基本方針。
  • 市町村合併で地域博物館が消えていく。旧の小さなまちは、公民館と同じで地域の核となると考えたはず。博物館でもきてもらえる人がいれば 本来なら入館料をとるべきでは無いのかも。公民館や図書かnと同じ役割ではないか。合併してできた市町村は博物館を作っていない、名刺を持っていない。
  • 社会教育のために、「わたしたちの信州学」。他の地域や異なる文化を・・・写真有り
  • 「日常生活からひもとく信州」本の紹介。
  • 国、県、市町村は目的が違う。観光博物館? わたしたちは何を目指すのか、「地域の未来のために」。お金がなければ知恵と努力で乗り切ろう。地域の博物館は住民のため。学芸員も見学者も市民。観光客のためだけではない。博物館は自己認識の場。わたしたちには仲間がいる。わたしたちは未来のために格闘する。大事な文化をどうやって守って行ったらいいか?博物館はそのための道具。



【トークセッション・ミュージアムを活かした地域づくり】


(ゲスト)キャロリン・ワグーラ国際日本文化研究センター
  • しゅう仏、日本文化研究、ピッツバーグの礼拝所での事件、市内のミュージアムが 読書会などサポート、コミュニティ、町の未来を変えていく。
  • コメント)地域の成長、館の成長を実感。

(モデレーター)笹本正治 コメントより
  • 長野図書館、安曇野は地域ごとに図書館をつくった。小布施は外部から館長。木曽町でも図書館を作った。図書館は地域づくりの核。
  • 各館思いが詰まっている。努力を見てあげる。
  • どんな場所にも歴史の痕跡がある。足元に学ぶ対象があっても見過ごしてしまう。ナウマンゾウが特殊ではない。日本人の多くは足元を知らない。そういう時に、足を止めて学びましょう。と博物館へ行く。
  • 淡水魚の先に、森がある。地域によって魚の食べ方が違う。食べ物の文化を支えてきたのは地域。食べ物から足元を見たことがあるのか。ヤマゴボウを使ったそば。ふのりを入れるそば。それを気づかせてくれるのも博物館、水族館。淡水魚をしっかり見ることで海の魚も見えてくる。
  • 信州の芸術家をおいて素晴らしさを実感させてくれる価値。博物館は足元だが、美術館はもっと天を見ることができる。
  • 図書館利用者。飯田市、年寄りに対する優しさ。
  • 研究は楽しいだけではない。本を読む時間がない。博物館が楽しめるように努力している。
  • 資料は劣化する。評価は変わる。
  • 外国は、図書館、博物館収蔵の仕方、レベルの差。日本文化をどうやって集積していくか。
  • 未来のために何をするか。こんな社会にしたのは誰か。政治家は、私達は。山村がだめになり、山が、水潤が、未来はどこにあるのが、足元集落をどうみるか、私達はどう見るか。一人ひとりではなく、社会の問題。山が荒廃して未来へ繋げるのか。世界的視野でも同じ。

近藤洋一 野尻湖ナウマンゾウ博物館館長
  • 理念:野尻湖化石、遺物、氷河時代の自然と旧石器人類。地域博物館・・飯綱、黒姫、妙高
  • 笹ヶ峰でもナウマンゾウは見つかっている。氷河時代
  • 地域と協働するまちづくり(ナウマンゾウモニュメント、遊歩道、カヌー体験)自然を活かす(癒しの森・・森林浴、食)
  • 野尻湖人・・人骨が発見されていない。夢を追い続ける
  • 発掘体験は珍しい
  • 一押しと苦労)発掘にきて欲しい。子どものうちから。
  • 地域づくりに提供できたもの)ナウマンゾウ、地域の宝として巻き込んだ。小さな事でも地域の歴史に体験して欲しい。
  • メッセージ)存在の理念が持続しないと意味がない。地域が参画すること、協働、それが地域づくりになる。持続につながる。


高田紫帆 水野美術館学芸員
  • 学芸員になるため長野に。安曇野田淵行男記念館から。
  • ホクト創業者、水野正幸が建物とコレクションを作った。日本画→日本庭園が魅力(一枚の絵として観れる 無料)。
  • 第2展示室、床の間で観ているように畳があり、ガラスケース無し。
  • 収蔵品のこだわり。橋本雅邦。天心の弟子3人→横山大観、下村観山、西郷孤月
  • 菱田春草(早死)収集に最も力を入れている。この流れをくむ作家(東京藝大)
  • 上村松園 美人画。中島千波(小布施出身)
  • 横山大観「無我」3作、国博と足立美術館、水野美術館
  • 学芸員の使命(フライヤー)年に2回、日本画にとらわれない展示をする。敷居が高い、先ずはきてもらおう(エヴァンゲリオン展)。コレクション展年間4〜5回テーマ展示を行う。鳥をテーマ、大観・春草展。
  • 浮世絵刷り実演、水墨画実演。県外美術館でコレクション展。
  • 大人の自由研究、絵画を別分野のかたに見てもらい、興味を深める。
  • 横の繋がりを大切にする。児玉果亭のボロボロの大作の修復に挑戦。
  • 一押しと苦労)特別企画展よりも、常設展、コレクションにも来て欲しい。
  • 地域づくりに提供できたもの)美術自体の力。鑑賞は個人の作業。別々のものを持ち買ってもらう。足りないところは、スタッフの人数が少ない。
  • メッセージ)美術館の持つ資料の特異性は、たった一人の人が作った一点物。生活の中で無くていいかもしれないものを繋いでいくことの意味。未来の人にバトンをつなぐ使命。本物を見て欲しい。


高橋由美子 十日町情報館 主査「市民と協働で取り組む被災資料整理」第一回目の大地の芸術祭立ち上げに市職員として関わる。
  • 広域図書館、十日町と津南町で6万人。開館平成11年で若い。十日町市史編纂にちなんだ資料が豊富。
  • 広域図書館(中核図書館)、交流の場・情報の受発信、著名な建築家の設計、中越大震災等により被災、図書館サービス業務委託・指定管理(5年指定管理の後直営に戻す)
  • 図書館戦争のロケ地、地のステップ→段丘上の書架、図書館の自由に関する宣言。大地の芸術際の時は、日に40〜50人が見学に来る。
  • 情報館車庫に、被災した老舗加賀屋資料(文書6万点)が運び込まれた。→被災資料の寄託・寄贈が増える。
  • 市民と行政が協働で整理作業。図書館法で定められている図書館は誰でも無料で好きに使える。レファレンスで相談、生涯に渡る学び。被災した資料を後世に伝えるため。「十日町古文書整理ボランティア」地域との一体感を取り戻すきっかけになった。市民が地域の資料整理に参加する意味が大きい。関わっている市民の目の輝き、心の充実度。被災の喪失感から脱却への取り組みになったのではないか。
  • 資料整理ボランティアの現状(写真)
  • 行政の意識改革と市民の参画
  • 一押しと苦労 )夜の図書館 コンサートや講演会をやっている。本棚を体感する。バックヤードツアーを月に2回やっている。古文書を開くこと発掘と同じ醍醐味。
  • 地域づくりに提供できたもの)ほんとの出会いを支えてきた。若い図書館だから老齢人口、障害者増えている。アクセシビリティを高めて行かないといけない。上臈を得ることを諦めないで欲しい。拡大機など。100冊読むのがいいのが、1冊の素晴らしい本が良いのがの問いかけ。古文書整理参加で、ここに住み続ける理由を提供してきた。
  • メッセージ)図書館は個人の理由で利用する。サイレントマジョリティーを無視してはいけない。投書箱にもある。パートナーとしてどうやっていくか。市民が図書館を動かしていく主役になっていくかもしれない、どうしたらフォローしていくかを考える。


櫻健太郎 うみがたり 館長
  • 横浜八景島指定管理者、3000トン 250種展示
  • 「うみがたり」=80年以上続く歴史を語り継ぐ。訪れる人々とともに新しい未来の物語をつくる水族館。
  • 愛称、ロゴの意味。ミッション。3ヶ月で50万人来館
  • アメリカでは愛称募集あまりしない(コメント)
  • 島根県立美術館 ミシュラン 夕日が見える(笹本)
  • 一押しと苦労)成長していく姿。生き物もスタッフも。
  • 地域づくりに提供できたもの)淡水魚コーナーは地味だが、絶滅しそうな種がある。自分たちの街を見つめなおしてもらえるのでは。
  • メッセージ)楽しいから学び。水族館は自然保護の施設だと思っているが、魅力を伝えることが大事であるから。

2018年9月24日月曜日

環境再生型農業とオーガニック3.0のセミナーレポート 〜3.これから始まるオーガニックレストラン認証制度の重要性

政務活動『持続可能な環境・農業政策に資する、環境再生型農業とオーガニック3.0の研究』

総合健康都市妙高妙高環境会議を設ける当市の施策のさらなる振興に寄与し、主力産業である農業の販路拡大と持続可能な農政に提言を行いたいため、セミナーに参加し、環境政策および農業政策における国内の最新の動向を研究した。

  • 名称:第3回 Organic Forum JAPAN~オーガニックライフスタイルEXPO
  • テーマ:オーガニック3.0を推進する~持続可能な開発目標SDGsの実現に向けて
  • 会期:2018年9月22日(土)、23日(日)時間10:00~17:00(入場料 1,000円(税込)/ 業界関係者・一般 ※ 招待状持参 / 事前登録無料)
  • 会場:東京国際フォーラム 展示全ホールE・ガラス棟会議室


3.これから始まるオーガニックレストラン認証制度の重要性 9月22日(土)15:00~16:30

レストランに行くと、偽物オーガニックが横行する。本物をまもる認証を作りたい。Organic Restaurant Leafearth(リーファース)
  • 株 ビオロジコ代表取締役長 中村雅彦、株 クレヨンハウス 取締役副社長 岩間建亜、農水省 食料産業局製造課 基準認証室 渡部英悦、水野葉子 株リーファース代表取締役

  • 株 ビオロジコ代表取締役長 中村雅彦 イタリア料理サルバトーレプロデュース中目黒他
    • イタリアで、ビオ。料理人の力で料理は美味しくなると信じていたが、イタリアと接していると食材が大事だとわかってきた。それよりもっと前に安全な食材をたべさせないといけないと思ってきた。それが、オーガニック。ヨーロッパは、健康に対してシビア。レストランは安全で本当に美味しいものを提供する。有機の耕作地を持っているベストテンの面積。イタリヤよりはるかに国土が大きいところが多い。日本は0。2%。イタリアは14%。学校給食をオーガニックに切り替える学校が増えている。
    • オーガニックの生産者をサポートしたい
    • 認証を掲げると、従業員が引き締まる。誰が作ったどういう食材で、どういうものかを気にするようになった。オーガニックの食材はおいしい。自然で嫌味がない。
    • ヨーロッパでは、偽装を警察が動いている。オーガニックはそのまま、ありのまま、昔のまま。オーガニックに携わる人はそれを意識して進めて行く必要がある。正しいこと危険なことをオープンにしていく。オーガニック、ビーガン、酸化防止剤不使用・・・お客様から言われる。
    • パスタの例。イタリアでは3歳以下には食べさせないようにと書いてある。日本にくると消えている。
    • モンサントの問題。・・自閉症、発達障害。レストランや学校給食に関わっているかたが、食のあんぜんに1人でも多くのかたに目を向けてもらう。
    • オーガニックと関わって仕事をすると、仕事が楽しくなる。生産者、関係者が苦労しているから。ヨーロッパでは草ぼうぼう。ぶどうは青々しているのに、地面は草がない。は不自然。オーガニックのぶどう畑は、てんとう虫、蜘蛛の巣、オーガニックぶどうのワインは酸化防止剤がいらない。
  • 株 クレヨンハウス 取締役副社長 岩間建亜
    • レストランがあるブランドならいいだろう。昔は、オーガニックが手に入りにくく、続かなかった。1991年ボラン広場、有機農家支援から下ろしてもらえるが、八百屋を作れば売ってくれるとなった。1992年に大阪店と東京店を作った。ヨーロッパは90%以上で認証取れる。調達に苦労した。3年前オーガニックレストランの認証をとった。認証とって変わったのは、緊張とスタッフの勉強になった。
    • 日本の食は、遺伝子組み換えでひどくなっている。オーガニックでターニングポイント。オーガニックの市場が広がってくれば、全体の食のレベルが上がる。認証に期待している。
  • 水野葉子 株リーファース代表取締役
    • なぜ有機JASを取ろうとしたか、外国人で、オーガニックで騙されると告訴されることになる。日本は景表法はあるが、オーガニックの定義が定まってない。
    • おにぎり、味噌汁、漬物 ならオーガニックができるかもしれない。
    • 嘘がついてはいけない。第三者の認証が必要。
    • 国レベルでオーガニックレストランの認証をするのは今回始めて。
  • 農水省 食料産業局製造課 基準認証室 渡部英悦
    • オーガニックレストランのJAS規格作れるようになった。
    • JAS法改正。物の認証→生産流通ぷろせす、性能評価、事業者の取組、こだわり、ものがたり、インプリテーションも検討。 事業者、地域からの提案を受けて規格化しよう。これまでもあったが、ハードルが高かった。じつは、四半世紀以上提案がなかったので。
    • 「有機料理を提供する飲食店等の管理方法JAS」制定までの流れ
    • 4月に提案、10月にパブコメ?ものすごく早くできた。熱意。 

環境再生型農業とオーガニック3.0のセミナーレポート 〜2.環境再生型農業・有機JASの先にあるもの

政務活動『持続可能な環境・農業政策に資する、環境再生型農業とオーガニック3.0の研究』

総合健康都市妙高妙高環境会議を設ける当市の施策のさらなる振興に寄与し、主力産業である農業の販路拡大と持続可能な農政に提言を行いたいため、セミナーに参加し、環境政策および農業政策における国内の最新の動向を研究した。

  • 名称:第3回 Organic Forum JAPAN~オーガニックライフスタイルEXPO
  • テーマ:オーガニック3.0を推進する~持続可能な開発目標SDGsの実現に向けて
  • 会期:2018年9月22日(土)、23日(日)時間10:00~17:00(入場料 1,000円(税込)/ 業界関係者・一般 ※ 招待状持参 / 事前登録無料)
  • 会場:東京国際フォーラム 展示全ホールE・ガラス棟会議室


2.環境再生型農業・有機JASの先にあるもの Regenerative Organic Certifiedの取組  9月22日(土)12:30~14:30


  • Dr. Bonner’s President Michael Bronner、パタゴニア日本支社支店長 辻井隆行、一社 オーガニックフォーラムジャパン会長 徳江倫明


 

  • Dr. Bonner’s President Michael Bronner
    • 農業を商業を巻き込んだ取組。炭素循環。化石燃料を回収するか。どうやってCo2を地中に戻すか。工業型農業は気候変動および土壌環境の悪化をもたらし、貧困や飢えを激化させる。 小規模農家は世界の人口を養い、地球を冷やす手助けとなる。
    • 生態学的な部分を強化しないといけない。農家は生態系の管理者。牧草地の管理。
    • プロジェクトドローダウン(project-drawdown 気候変動問題に関するあらゆる情報をデータベース化し販売するプロジェクト/amanda joy ravenhill at TED×Tokyo 2014 ↓)。農業と森林農業が気候変動を解決。女子教育を教育すると家族全体が教育を受けることになる。


(スピーチ抜粋)
ソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)
自社の株主に価値を届けるだけではなく、ステークホルダー、顧客、サプライヤー、競合他社にまで価値を広げる。
ネイチャーリビング。ソーシャル・エンタープライズは、周りの環境と相利共生の環境を築き上げる。
ビジネスの世界においても、各企業が自社のためだけに活動する時代から、互いに繋がり相互依存し繋がり、そして生命やビジネスを生み出していく方向に変わってきている。

私たちは、自分たちの未来から盗んで現代においてそれを売り、GDPと呼んでいる。
私たちは、森林や自然資源などを使い、それを売って収入と呼んで、第六の絶滅の危機や世界的な気候変動その他の計り知れないこの完璧に設計された宇宙船地球号に与えている。それよりもっと賢い方法は、現代のうちに、全人類のために資源を育て、将来的により強いビジネスを育てていくこと。

生命が生命にとって行きやすい環境をつくるように、ビジネスもビジネスにとって生きやすい環境を作るべきではないか。全ての企業がソーシャル・エンタープライズになるべきではないか。

    • 環境再生型農業を未来につなげるには。農家の支援。農家が全てを握っている。資金、トレーニング、技術補助、インフラ整備、方針の変更、消費者教育→市場要求の向上、再生という言葉に意味を持たせる基準の設定(認証) →投資が生まれる

    • ROC :
      • 1.土壌の健康
        • USDAオーガニック。保全耕運・・ペパーミント→違った作物。輪作、生物として扱う。何年もかけてやる。
        • 堆肥、保全耕運、マメ科植物。ペッパー、ココア、マメ科
      • 2.放牧を中心とした動物福祉
        • 5つの自由
      • 3.農家と労働者の公正(社会的公正)
        • 公正な賃金、生活資金の保証、強制労働禁止、長期的コミットメント、透明性とアカウンタビリティ・・・
    • 従来→遺伝子組み換えでない→オーガニック移行中(3年)→オーガニック認証、動物福祉と社会的公正→ROCブロンズ(パッケージの認証ラベルなし)→シルバー→ゴールド
    • パタゴニア、ドクターブロナー・・    
                                                             

  • パタゴニア日本支社支店長 辻井隆行
    • パタゴニア、食に向かった。最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そしてビジネスを使って環境問題に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する。
    • Tシャツ、コットン 全殺虫剤の1/4が使われる。全農薬の1/10。収穫しやすいよう、収穫前から準備して枯葉剤を散布。パタゴニア、オーガニックコットン100%
    • Tシャツ一枚作るのに、2000リットルの水を使う。コットン、ヘンプ、ダウン、ウール、ポリエステル、ナイロン。衣類はどこで誰によって作られているか知っているか?
    • バングラディッシュのダッカの工場の事故の写真。自分の稼いだ金を使うのは自分の勝手、ではない。安いほうがいい、のしわ寄せが洋服作りで起きている。私の購買は世界に影響を与えている。踏み絵は排除ではなく、移行の支援。
    • ビジネスにとどまりながら環境問題の解決は矛盾しているが、「死んだ地球ではビジネスは成り立たない。」 David Brower(自然保護論者
    • ナサが地球の温度上昇を1分ぐらいのムービーにしている。どこの誰がリスクを背負って、何にお金を使うか。→もしかしたら、リスクが少なくなるかも https://www.youtube.com/watch?time_continue=30&v=gGOzHVUQCw0
    • 気候変動3つの鍵
      • 健全な土、海、森を取り戻す
      • 自然エネルギーの普及
      • 石炭火力発電からの撤退
    • ダメなソーラーもある。メガソーラーは2パターンある。
    • 気泡変動問題解決しようと思ったら、・・・有機の食べ物
    • 古代麦の一種を復活させて「ロング・ルート・エール」の製造。環境再生型農業の象徴としてやっている。
 
  • 一社 オーガニックフォーラムジャパン会長 徳江倫明
    • 経済との両立は?
      • 教育だろう。 ブラウナー/経済が悪だと思っていない。バランスがいびつ。エコロジーは知る、エコノミーは統治。後者ばかりやっているので、戻す。経済のあり方が変わるのが一番早い。製品の品質、食べ物なら美味しいが一番。バランスいいやりかたでやることが大事。
      • ほたるの川のまもりびと(映画)、辻井さんが支援している。長崎の石木ダムを作る、を淡々と撮った映画。ダム建設に反対している企業、めずらしい。白馬村で、再生可能エネルギー、石炭火力問題を考えてもらおう。国が金をつけた後にみんなが話し合って建設を止めた日本初の活動になる。
    • やれる企業とやれない企業
      • 100%がキーワード。インパクトがある。これもあるしあれもあるしではない。表示。姿勢。量販店の店頭でオーガニックを知る。「有機農産物、認証取ってます」これは法律の説明、店の思いではない。これでは売れない。100%やることの大事さ、伝える方に勢いがある。オーガニックとはある意味そういうことだ。
      • 辻井:姿勢として一貫性があることが大事
        • 消費者ニーズは言い訳だ。店はそういうものか。一貫すれば、環境で飯が食えるのでは?
        • 会社にとって難しいこと→お金やリソースを大きな変更をもたらすために投資している。競合相手は、そういうイメージをしている会社に投資している。 どうやって消費者につたえるか、難しい。競合はやってないのにやっていると言っている。消費者は会社の背後を深掘りできる。アメリカの若い世代は口出しだけでなく、有言実行の会社を求めている。消費者は見抜ける。
    • Q)口先だけの企業は実際どこか? →辻井:キットカットはヨーロッパでは自動的にフェアトレードが付いている。日本では仕組みが少ない。フェアトレードにネスレが移行した理由はなぜか?・・・オーガニックコットン100%となっていたら、消費者は疑問を電話して聞く。答えてくれなかったら、やってないか、わかってないかどちらか。十人がやれば変わる。
    • マークを探せ 動物虐待 David Brower
    • 卵放し飼い、豚放牧、オーガニック認証をとったところがある。マクドナルドは日本ではケージ飼い、ヨーロッパへ行くと平飼い。マクドナルドは国によって対応を変えている。一貫していない。物言わぬ消費者のほうが悪いのでは。日本の畜産のレベルが低いと、小池知事に抗議文を出している。そういうことをやる。声を上げる。選択する。選挙と買い物。
    • アニマルウェルフェア(Animal Welfare 感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な生活ができる飼育方法をめざす畜産のあり方。 欧州発の考え方で、日本では「動物福祉」や「家畜福祉」と訳されてきた。・・・動物がその生活している環境にうまく対応している態様をいう。)
    • Q)マークはお金がかかる。マークを取れないお金がない人はどうしたらいいのか?やってることはいいことだが、売れない。 →銀行がお金を出す。
      • 全員がフェアトレードをやっていればその必要がない。30%フェアトレード、残りは違うスパイス屋。ロゴにお金をかけるより、映画をとって見せてくれた。SNS、マークは移行期。ほかのやりかたができれば。声を聞いたらどうか。
      • なりすましオーガニックは×。自分のストーリーを伝えられればいい。スポンサーがつけばいい。小さい生産者は顔が見える。農家を知る。
      • 日本は、提携というやりかたがある。これは認証が要らない。
      • 来年3月にアメリカでナチュラル・プロダクツ・エキスポがあり、検証結果を公表する。パタゴニア、ブラウナー、オーガニックマーケットを見るツアーを実施予定。
      • 何をしたいのか、なんのためにを考えていくこと。 

環境再生型農業とオーガニック3.0のセミナーレポート 〜1.オーガニック3.0を推進する〜持続可能な開発目標SDGsの実現に向けて

政務活動『持続可能な環境・農業政策に資する、環境再生型農業とオーガニック3.0の研究』

総合健康都市妙高妙高環境会議を設ける当市の施策のさらなる振興に寄与し、主力産業である農業の販路拡大と持続可能な農政に提言を行いたいため、セミナーに参加し、環境政策および農業政策における国内の最新の動向を研究した。

  • 名称:第3回 Organic Forum JAPAN~オーガニックライフスタイルEXPO
  • テーマ:オーガニック3.0を推進する~持続可能な開発目標SDGsの実現に向けて
  • 会期:2018年9月22日(土)、23日(日)時間10:00~17:00(入場料 1,000円(税込)/ 業界関係者・一般 ※ 招待状持参 / 事前登録無料)
  • 会場:東京国際フォーラム 展示全ホールE・ガラス棟会議室


1.オーガニック3.0を推進する〜持続可能な開発目標SDGsの実現に向けて 9月22日(土)10:30~12:00

  • 株式会社イースクエア 共同創業者 Peter David Pedersen(日本にロハスを持ち込む。SDGsの一人者)、IFOAM Organics ASIA 理事 三好智子 (アジアでオーガニックを広げる活動)、徳江会長(一社オーガニックフォーラムジャパン) 


  • 徳江会長(一社オーガニックフォーラムジャパン):世界の普遍的な目標であるSDGs。企業も関心を持って進めている。SDGsはオーガニックと親和性がある。organic3.0と連携して生活を変えていこう。(ここにあるフェアウッド山形の椅子の紹介)
  • 三好:organic3.0について。IFORMはオーガニックを推進する国連のようなもの。農薬を使わず、環境によいアイディアの時代→1.0 /マーケットとなり認証制度やマークが作られてきた→2.0 /エコ、ソサエティ、カルチャー、責任、経済 →オーガニック3.0(経済とエコは両立するのか!?)
    • オーガニックとは、オーガンは臓器。→臓器的。組織(有機)的。基本・本来の。
    • いい農業は何か?FAOの指針。さまざまなリスク、アグロエコロジー的。権利を削がないやりかた。ソリューション、ツールであるオーガニック3.0
  • Pedersen:SDGs〜デンマークのパンプキン畑。SDGsはあってもなくても自身は関係ないが、流れの中にある。
    • 過去を振り返り・・汚染、貧困、酸性雨など問題になっていた。ブルントラント委員会1984→1987持続可能な発展、開発。「将来世代が自らのニーズを満たす可能性を脅かすことなく、現在・・・」。1992リオサミット、アジェンダ21  。2000ミレニアムサミット・・ミレニアム開発目標。2012リオ + 20 MDGsに向けたマルチステークホルダープロセスが正式にスタート。2015.9 SDGs 成功の半分はデザイン? 人間の五感に訴えること。
    • 本質的な課題は失ってはいけない。世界では人口増。2050年に約100億人となる。2100年に112億人の暮らしを支えられるか?従来の延長線上では支えられない。
    • 今起きていることは、農と食と関係がある。海面上昇。沿岸部では300万人が住めなくなると言われている。1/8は塩害で農業ができなくなる。 南アフリカケープタウン。マイクロプラスティックが入り込んでいる。
    • 食と農は繋がっている。SDGsはイノベーション・ドライバーであるべき!動力源。よりよきビジネスよりよき世界(書籍) 2030年までにどれだけビジネスチャンスがあるか。
    • global opportunity report 2018 一つのリスクを5つのオポチュニティに。
    • 一番の思いは、失望感、絶望感。
    • 日本には、持続可能な未来を導く見識のある政治リーダーが不在。行政機構は絶望的なほど硬直化して、創造的でない。大手企業は行政機構化している。→変革を起こすとしたら、若手、起業家、中小企業、地域リーダー が連帯して風穴を開けないといけない。
    • 「タイタニックのデッキチェアの配置替えをしている」ガラパゴス型。 ライフスタイルと市場形成が論点。
 
  • 三好:ライフスタイル +ビジョンを持って。ユースフォーラム。リーダーシップの意味合いが変わっている。これまでは強い人が引っ張っていく。女の人とか、そういうタイプではない、昇進の時にやめて起きますと言う人がいるが、ファシリティーションがうまい。人の話を聞く、といったリーダーシップもある。
  • Pedersen:国のリーダーには期待していない。ボトムアップで。自分の身の回りに変革を起こして周りを巻き込んでいく。ロハスをソトコトが取り上げてくれた。アメリカより日本のほうがロハス志向が高いとの調査結果。消費者のイニシアティブだけでは変えられない。1リッター500円の牛乳は買えない。市場形成をして普通の選択をして、初めてライフスタイルモードに入っていく。
  • 三好:コペンハーゲン、家庭の90パーセントはオーガニックと答えた。スーパーに行ったら認証マークだらけ、ようやくコカコーラあったの世界。
  • Pedersen:それには、デンマークが有機大国になった歴史的背景。再生可能エネルギー。緑の福祉社会デンマーク。国の内なる充実で。「土壌を豊かにする。人を育てる。」フリースクール1852に始動。地域発の自助と助け合い。農家が一緒に組合を作り、消費者を支援。生協(地方の自助の仕組み) 食の企業ーARIA Foods, Danish Crown, Danaeg。価格は10〜20%アップに抑えている。牛乳、野菜。ロハス層は2割高までは買う。

    • メディアが風を吹かした。→政治家は風を見て動く。神がリードすれば政治家は動く。本気→市場原理に持っていくか。メディア→政治家→1990最大のスーパーチェーンが意図的に値段を下げた。→2000年代
    • 2012年の国家戦略で、公的機関の食堂で60%以上の食材を有機に。需要側から引っ張っていく。
    • パイオニアの勇気 + 一般市民とメディアのバックアップ + 先進的な政策
    • SDGsの17番はパートナーシップ、連合体、プラットフォーム、イオンは「株主の事ばかりに頑張ってはいけない。」株主に訴える方法。大局観 株主利益の経済理念に屈するのではなく。
    • 1.選ぶ 2.声を発する ことだ。
    • 教育のありかた:自己表現が中心。何を思うか、何を考えるか、という教育。自分はどうしたいか。グループワーク。それには、社会福祉の安全網→ベーシック・インカム。食べられる、住まえる、が大きかった。安心できる枠が大切。
    • オーガニックの普及啓発について。オーガニックの良さは誰が知っているか。スーパー?法律?→まず人気のある月刊誌、メディアが前向きにやった。デンマークのオーガニックラベルのインパクト。
    • プロモーション、マークに予算をつけている。農薬を使っているとかだけでは・・日本は矮小化されたオーガニック。→オーガニックのイメージは健康とかではなく、(より本質に)メッセージを変えること。日本は遅れているけどこれから。
    • オーガニックに、日本の感覚と私が持っている感覚は違う。もっと市民的なもの。国の行政機関はNGOのようなものだ。使命感、市民感覚が必要。
    • (日本の)市民は、誰かに話をしたら変えられるという経験値が少ない。自己否定の文化が一般的にある。→無責任でもある。マークを頼りにしないと買えないという人は買わない人。ものの本質をしっかり見ていない。
    • (ベーシック・インカム)余裕がないと見れない。→スタンダードにしなくてはならない、オルタナティブ(代替案)として、ニュースタンダードに。
    • オーガニックを買っている人の声「人口増で、全世界でオーガニックを買えないよね。」現在世界の人口は76億の内8億人が飢餓。ところが、地球の自給率は200%である。30%を捨てている。フードシステムが悪い。
  • 三好:元は人が食べられないモノを餌として畜産をするのが農業。アニマルウェルフェア。フードシステムが変わらないといけない。自給率は200%ある、高くて買えないという議論があるが、トマトを例に冬季は高価なトマトを買う。一年でトータルで考えれば、季節のものを食べていればオーガニックでも買える。あるものを買って食べていればよい。True Cost Accounting。米60キロ1万4千円〜農家売り渡し価格。再生産できる値段で買ってない。適正な収入。収入が少ないことが環境問題を起こしている。正しい対価を払うこと。それを含めてオーガニック。https://www.youtube.com/watch?v=u_Urrn4HiEU
  • Q)教育の問題、デンマークでも数値化してるはずだが?・・Pedersen:普通満点は11点、新しい工夫があると13点。
  • Q)方法?・・Pedersen:日本企業はテンプレートがあると強い。日本(人)は安心する必要がある。そのプラットフォームがあると繋がっていく。
  • SDGsのテーマがあがると、もうやっているという人(組織)がいるが、それはやっているふりをしている人。→SDGsウォッシュ(見せかけのSDGs)。Co2の問題、このままだと、地球は終わってしまうという段階に来た ことを共有したい。良くしていかないといけない。